ステージ上のピアノの横にセッティングされた2カメのビデオカメラに、母がステージを見守るかのように一生懸命に歌に耳を傾け、歌い手さんたちや演奏者一人一人に惜しみない拍手を送る姿が映り込んでいたのです。
その映像を見た時、あらためて、こんなにも母は、私が愛している人たちを一緒に愛してくれていたのだと、胸がいっぱいになりました。
この日は、母の写真の前で久しぶりに八木さんも加わって、みんなで心熱く愛を歌い、練習最後には、夫のバスの声部も加わり、コーラスハルミオンで予定している曲を順に音合わせしました。マスクをしながらではありますが、やはりみんなで気持ちをひとつにして音楽できる喜びは、得も言われぬ喜びです。このような喜びを与えてくれた母に、あらためて心から感謝した命日でした。
小野瀬照夫先生の細部に亘る指揮指導の元、久し振りに再会が叶ったハルミオンの皆様と共に、5月に予定している曲目を順番に練習してゆきました。長い間のブランクにも屈することなく、作品を愛し続けて愛唱してくださる団員の皆様の姿に、感謝の想いが溢れました。
今回のプログラムは、母を見送った悲しみを乗り越えて前向きに生きよう!と思った時にまるで自分へのエールのように湧き出てきた『僕はアスリート』、2019年「NewSongライブラリー」(同声編)に続き、昨年「MY SONG 」(7訂版)に収録された、軽快なサンバのリズムに乗って歌う『歌が息をする』、母の日のある5月には特に演奏させていただきたい『母に贈るうた』、今の世界情勢や沖縄のダイビングで目の当たりにした白骨化したサンゴ礁…大自然を壊してきた人間の愚かさを詫びる気持ち、祈る思いで綴った『どこかで誰かが~全ての命と共に~』、そして、今回が合唱バージョンでは初のお披露目となる『夢咲き島』を選曲いたしました。
特に『夢咲き島』は、今年、沖縄本土復帰50年の節年節月5月に、是非歌わせていただきたいと思った曲です。何度も沖縄にハルミオンを呼んでくださった真栄城早由さん、比嘉保さんをはじめ、前回のニュースを見た途端に一泊二日で飛行機とホテルを予約して遥々沖縄からけやきホールにいらして下さる有川玲子さんや、黒田後援会長亡き後も宮古島健康文化村構想への熱い想いを持ち続けてくださる元ネットワーク後援会副会長の藤原浩男先生、今も尚、応援し続けて下さる今帰仁村の謝花弘先生、いつも素敵なメッセージを送ってくださる又吉恵子さん、音楽朗読劇にもご夫婦でいらして下さった指笛の金城利信さん久江さんご夫妻等々、大好きな沖縄の方々への感謝を込めて大合唱させていただきたいと心から思いました。
沖縄と言えば、『平和の礎』の前で海に向かって大合唱した『ひとつ』は、今も忘れられない思い出となってその光景が目の奥に焼き付いております。小野瀬先生指揮、井上清美さんフルート、ハルミオンとアンサンブル晴れの皆さんと心込めて歌わせていただいた『ひとつ』、歌い終わった途端に、「ありがとうございます」と声をかけてくださったご婦人の事も、思い出す度、胸が熱くなります。青い空と海の間に立って、世界の恒久平和を祈って歌わせていただいたひと時でした。
プログラム最後には、世界の平和を願って、出演者全員心ひとつに祈りを込めて『ひとつ』『Cantare~歌よ大地に響け~』を歌わせていただきたいと思います。
5月29日が、温かな愛に溢れた一日になりますように、心込めて準備してまいりたいと思います!
封を開けてびっくりしました…。
4月の『桜』の色紙と、9月の『月を愛でる』と書かれた色紙が入っていたのです。偶然にも、9月は父が旅立った月でした。まるで母が、月になってしまった父を慕うようなその絵にくぎ付けになってしまいました。その溢れる感動を澤村様にお伝えしたいと、直ぐにお電話をいたしました。そして、美しい2枚の絵を、母と父から見えるピアノの上に飾らせていただきました。
いつも優しいお心をありがとうございます。
晴美様を想う時、いつもお母様をなつかしく思っています。
四月の桜の色紙は、手元に置いていなくて、カラー写真にしたものを何枚か置いています。実物とは味わいが違いますが、ご覧いただきたく準備しました。そして、九月の『月を愛でる』は、昨年のものですが、手作りのままの色紙ですので、是非ご覧いただきたいと、お送りしました。
このような物ですけれど、大好きな晴美様とお母様への想いです。
『母に贈るうた』は、今もいつも、心の中にあります。そして感謝の気持ちでいっぱいになります。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞお身体をお大切に、ご活躍をお祈りいたします。
澤村様との出逢いは、20年ほど前になります。長い歳月、遠くから温かなご支援を賜り、母亡き後、ご主人様と京都のお墓参りにも行ってくださいました。母がどんなに喜んでくれていることでしょう…。あらためて、澤村様の温かなお心に、深く深く感謝申し上げます。
沖縄在住の有川玲子さんからも、お線香と藤の花のカードとお手紙等が届きました。3枚に綴られた心熱きメッセージの最後には「*News* 先月末のラインで、5月末のけやきホールの件を知って、早速、予約(フライト&ホテル)しました。1泊2日(^-^)ですが!!ちむどんどんしてる 有川玲子より」と綴られていました。
その他にも、母の好きなお花、母の好きな果物、母の好きなお菓子等など…、いつまでも忘れずにいて下さる皆様の優しいお心に胸がいっぱいになります。母に成り代わって、心より篤く篤く感謝、御礼申し上げます。
5月の第2日曜は母の日、そして5月は、この世に私を誕生させてくれた感謝の月でもあります。この美しい5月に、これまでの長いコロナの日々、温かな励ましを賜り、変わりませず応援し続けてくださいましたネットワーク会員の皆様に、溢れる感謝を込めて演奏させていただきますと共に、世界の人々の幸せを心から願って、『愛と希望のうた』をお届けさせていただきたいと存じます。
新型コロナウイルスにより、2020年3月より合唱練習を中止してまいりましたが、昨年の5月のけやきホールで1度再開、その後12月、今年1月、そして4月と緊急事態宣言や蔓延防止を乗り越えて、心熱き団員の皆様と4回の練習をしてまいりました。成果発表という形ではありますが、2年間のブランクにも屈することなく高橋晴美作品を愛し続けて来てくださった団員の皆様と共に、世界の人々の幸せを願って『高橋晴美の愛と希望の世界』を開催させていただきます。
1. | 二人を乗せて | Pure Voices (佐々木理保子、並木果南、鴨下恵、中西由美子) |
2. | 5月の風 | 並木果南 |
3. | 君のいない海 | 中西由美子 |
4. | 恋ほろりん | Pure Voices (佐々木理保子、並木果南、鴨下恵、中西由美子) |
5. | 海よりも空よりも | 〃 |
6. | 父の言葉 | 〃 |
7. | 僕はアスリート | 作詞:渡瀬昌治 |
8. | 歌が息をする | 作詞:渡瀬昌治 |
9. | 母に贈るうた | |
10. | どこかで誰かが~全ての命と共に~ | (合唱バージョン初演) |
11. | 夢咲き島 | (合唱バージョン初演) |
12. | ひとつ | |
13. | Cantare~歌よ大地に響け~ |
皆様との再会の時を、楽しみにお待ち申し上げております!
毎年2月は後援会の更新月にあたりますので、お手数おかけいたしますが、更新手続きをお願いいたします。
又、新規入会の方も宜しく御願い申し上げます。
・PCメールでのニュースご案内をご希望の方 | :年会費2,000円 |
・郵送でのニュースご案内をご希望の方 | :年会費3,000円 |
窓口からお振込みの場合 | |
・振込先 | :ゆうちょ銀行 |
・口座名 | :高橋晴美の音楽ネットワーク |
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ゆうちょ銀行のATMからお振込みの場合 | |
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