長い酷暑の夏でしたが、その後、皆様お元気でいらっしゃいますか。
8月の末日3日間、再び山中湖のスタジオに、靏見靖子さんとのレコーディングに行ってまいりました。今回は、『祈り』と『祝福のうた』の歌い直しが主な目的でした。私は、エンジニアの梶さんの車に迎えに来ていただき、荷物を載せて出発。一方靏見さんは、宇都宮からご自身の運転で、それぞれ山中湖のスタジオを目指しました。そろそろ靏見さんがスタジオに到着する予定の13:00過ぎ、靏見さんからLINEメールが入りました。そこには何と「自損事故を起こしてしまいましたので遅れます。怪我はありませんのでご心配なく」と書かれてありました!「えー!!」何が起きたのだろう…これはどういうことなんだろうか…と、これまでのレコーディングで体験したことのないハプニングに、身の引き締まる思いがしました。
遅く到着するはずの私たちの方が早く到着し、暫くしてから、レンタカーで靏見さんがスタジオに到着しました。いつもと変りない元気そうな靏見さんとの再会に一先ず安堵いたしましたが、彼女曰く「左側をちょっとポールにぶつけてしまって、しかもぶつけたポールが浅間神社のポールで…。何だか、神様に『目を覚ましなさい!』と叱られたような気がして…」と。そして、「『祈り』を歌うには今日しかない!明日になったら立ち直ってしまうから^^」と、笑顔で話す靏見さんの言葉に一同爆笑!兎に角、怪我がなくて本当によかった…と、大難を小難で済ませていただけたことに感謝いたしました。
休む間もなくウォーミングアップを済ませ、レコーディングが始まりました。私も大好きなベーゼンドルファーとの再会を喜び、ピアノに向かい、『祈り』を靏見さんと共に全身全霊を込めて弾かせていただきました。プレイバックを聴いてみると、7月のテイクとは全くの別物に!~こういうことだったのか…~と思ってしまうほど、切々と伝わってくるものがありました。
後で聞けば、何と!車はハンドルも曲がり、中心軸もずれ、ライトは飛び出し、廃車!あと数センチずれていたら大怪我だったと言われたとのことでした。 ぶつかった瞬間のショック…そのフラッシュバックも乗り越えて歌い切った靏見さん。
刻々と移り変わってゆく夕焼けを惜しむように、二人でいつまでも眺めていました。
9月に続き、10月もレコーディングは続きます。靏見さんと共に、1曲1曲、精魂込めて作り上げてゆきたいと思っております。
●先ほどは、お電話ありがとうございました。
ますます、今年の生徒と一緒につくりたい1曲になりました。この曲と出会う、子どもたちの最初の表情を宝物のようにとっておきたくなります。この曲に吸い込まれるかのように、魅了された感覚を今でも覚えています。
コンクールで「Cantare~歌よ大地に響け~」を歌おうと思ったのは、約3年前のコロナが流行っていた時でした。中止を余儀なくされ、発表する場や練習にも多くの制限がかかり、部員も6名に減り、あの時は主旋律をみんなで歌うのが精一杯でした。合唱部が、演奏できる機会や披露する場が減り、部員が6人ほどになったときに入部したのが、今年の3年生2人でした。
昨年度12名の部員が加入し、今年度は16名、一気に3学年で総勢30人の合唱部が4月にスタートしました。マスクを外して初めて表情を見ながら歌うことが可能になり、30名になった団員でコンクールの曲を何にしようかと考えた時に、自由曲は「Cantare~歌よ大地に響け~」の一択でした。
全員でこの曲を聴いたとき、「この曲を歌えたらすごい」とつぶやいた生徒もいました。
次の練習のときには、前奏を弾くと前奏からハミングで楽しそうに体を揺らしながら歌ったり、聴いたりする姿がみられました。
少しずつ取り戻すように、音楽の力、歌の力で豊かな心に、世の中になりますように。
新しい曲を手渡すと、すごくキラキラした目をして夢中で取り組む部員ばかりです。
高橋先生のような、あたたかな音楽がつくれるよう頑張りたいです!
●本日、NHK全国音楽コンクール、中学の部予選で初披露させていただきました。
子どもたちが、練習するほど私と同じようにこの曲を愛してくれて、保護者の方も涙して会場で聴いてくださいました。
この曲にしてよかったと改めて感じ、この曲をたくさんの人と共有し繋がれたことに感謝でいっぱいです。まだまだ3回目の出場で、私自身勉強不足だらけですが、地区大会の銅賞を初めていただくことができました。
県大会に繋がらなかった悔しさよりも、楽しかったと帰りのバスでもCantareの大合唱するほど、歌が大好きな部員が楽しそうにこの曲を歌う宝物の1曲となりました。
この曲が、子どもと私の気持ちを繋げてくれたように感じます。前よりも、もっともっとCantareが大切な曲となりました。
9月に学校の文化祭での発表も、今日子どもたちが、この曲がやりたい!と言っていました。 また、本日初めて演奏会場でお会いした方々が、すごく素敵な曲だとたくさん声をかけていただきました。子どもたちが、より自信を持ってステージで輝けた最高の1曲となりました。
素敵な曲をありがとうございます。
人と人を歌でつなげてくれる「大切な1曲」に出会うことでき、本当に感謝しています。
銅賞受賞おめでとうございます!
送られてきた音源を聴くと、Pureな子供たちの声の中に、コロナを乗り越えて歌い切った一人一人の子供たちの熱い想いが溢れていました。 私自身、長い苦しみを乗り越えた後に授かった曲が、今、こうして子供たちの心に響いて行ってくれていることを、しみじみ嬉しく思いました。 どうか、これからも元気で、豊かな人生を歩んで行ってほしい!と祈ります。
そして、花井友紀先生と子供たちとの素敵な出会いに深く感謝申し上げます。
曼珠沙華が咲き、ようやく秋の風が吹いてまいりました。皆様、どうぞお健やかに、素敵な秋の日をお過ごしくださいませ。
毎年2月は後援会の更新月にあたりますので、お手数おかけいたしますが、更新手続きをお願いいたします。
又、新規入会の方も宜しく御願い申し上げます。
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