木の芽春立つ立春の候、皆さま如何お過ごしでいらっしゃいますか。

　お陰様で、突発性難聴はすっかり良くなり、今はふと気が付けば鼻歌を歌っている自分がおります！立春過ぎからは、新曲に編曲にと音楽に取り組む日々が続いており、一気に音楽活動が再開しました。電話も出来ず、会話も出来ず、無言で過ごした日々を思いますと、音声を伴ってお仲間と会話が出来ることがどれほどの恵みであるか、音楽に没頭できることがどれほどありがたいことか、今在ることの喜びをしみじみと感じ入っております。

あたたかなメールやお手紙、たくさんの励ましをいただきまして、本当にありがとうございました。
会員の皆様から届く心あたたまるメッセージは、私の人生の宝物となりました。
あらためまして、心より篤く篤く感謝、御礼申し上げます。

　2月の19日から、靏見靖子さんのレコーディングが再開いたしました。4か月振りに聴く靏見さんの歌はどうなっているのだろうか…、大きな課題となっている『祈り』が果たしてどうなったか、期待と不安で歌を聴かせていただいたところ、以前マークした部分が見事にクリアーされていました。聴きながら胸が熱くなりました。これでもかというほどのいくつもの試練を受け止め、その意味をじっと見つめながら、一つ一つの試練を感謝で乗り越えてきた靏見さんの歌の変化…。

　人間は、この世に修行をするために生まれてくると聞きますが、逆境の受け止め方で、こうも次元上昇するのか…と、起きる一切の仕組みに心熱くなりました。修行を重ねる度に輝いてゆく靏見さんの歌、仕上がりが益々楽しみになってきました。靏見さんのCDアルバム完成まで、私も出来うる限りの最善を尽くして臨みたいと思います。次号で又、ご報告させていただきます。

　立春は過ぎたものの、寒波襲来にベランダからの景色も白銀の世界に一変！まだまだ寒い日が続きますので、どうかくれぐれもお身体お大切にお過ごしくださいませ。

CD 『高橋晴美in ワルシャワ』でもお馴染みの杉浦真理（目黒まり）さんからご寄稿いただきましたのでご紹介させていただきます。

　大学を出たばかりのひよっ子の私を、晴美先生はポーランドでのワルシャワフィルとのレコーディングにお使いくだいました。その後、グァテマラ等中米や、ロンドンでの大使館主催のコンサートにお連れ下さり、日本国内様々な所で『高橋晴美の世界』として晴美先生とご一緒に歌わせて下さいました。また、遠藤いつ子さんやハルミングの皆さんともご一緒させていただいたり、コーラスハルミオンは新設された時から皆様と歌わせて頂き大変勉強させていただきました。

　私にとって晴美先生、裕先生は、音楽の母、父のような存在で、大好きな晴美先生の作品にどっぷりと浸った青春時代でした。 20年以上たった今でも私の中に晴美先生の音楽が流れ続けております。

　ご縁で結婚し盛岡に住むことになり、現在は3人の子育てと母と義母の介護などをしながら、声楽指導やコンサート、合唱団の指導等をさせて頂いております。今回は、6年前に、私が指導して晴美先生の作品や童謡・宗教曲等を歌う合唱団として盛岡市内で立ち上げた、混声合唱団『コーロマリーア』より初めてご報告させて頂きます。

　混声合唱団『コーロマリーア』は、現在団員数21人の老若男女が月に2、３回集まり、2時間晴美先生の作品を中心に楽しく練習しております。
今までに『窓をあけてみたら』『星降る夜に』『ラバーズベルスーズ』『八幡小学校校歌～今、思い出を輝きに変えて～』『ひとつ』『海よりも空よりも』『あした』…など歌って参りましたが、皆さん晴美先生の作品が本当に大好き！私も皆さんとご一緒に歌わせて頂く時間が本当に幸せで、思い入れが強く熱が入ってしまうこともしばしばです。

　昨年は5月の盛岡市芸術祭で『蝶が舞い、花が咲く』、7月のキャラホール合唱祭で『星降る夜に』、10月には都南公民館祭にて『父の言葉』『ひとつ』を演奏させて頂きました。

　また12月には、北上市さくらホールに於いて岩手県芸術祭があり、『カンターレ〜歌よ大地に響け〜』を演奏させて頂きました。講師の先生からの講評では、「リズミカルな、堂々とおおらかに広がりのある演奏で感動しました！歌の中に脈々たる鼓動があるような…ぜひ大切に歌い続け、宝物になさってください！」とのお言葉を頂きました。

　今年は、予てより念願の『母に贈るうた』に挑戦を始めたところですが、歌いながら涙してしまう団員さんもいらっしゃり…。
私も昔『母に贈るうた』を何度も晴美先生にレッスンして頂きましたが、レッスンで歌いながら泣いてしまうことがあり、「ステージでは、泣いてはだめ。涙を乗り越えてはじめて本物の歌が歌えるようになる」というようなご指導を頂いたと記憶しております。

　晴美先生の作品はどの曲も温かくお日様のようで、歌っている私たちを優しく包み本当に幸せな気持ちにさせてくれます。私たちにとって晴美先生の作品は宝物です！ 晴美先生のことも先生の奏でられる優しいピアノも大好きなので、くれぐれもお身体を労られ、これからもお元気で愛に溢れた作品を世に送り出して頂きたいです！ 私もいつか晴美先生や皆様とご一緒させて頂くことを夢みて、これからもコーロマリーアの皆様と共に歩んで行きたいと思っております。

ありがとうございました！

　『母に贈るうた』を　いつか私が指導しておりますオカリナのアンサンブル『音りなふらわ～ず』の皆さんと演奏できたらなんて素敵なことだろう…　一人でもたくさんの方に晴美先生の世界で癒されてほしいと思い、『音りなふらわ～ず』の皆さんに晴美先生が弾き歌いされている動画を観ていただきました。「いい曲ですね」「心が温かくなるね」などと言われ共感できたこととても嬉しかったです。「この曲をオカリナで演奏しませんか…」とお聞きしましたら　「吹いてみたい」と皆さんからお返事をもらいましたので　早速楽譜を皆さんに購入していただき練習を始めました。オカリナを両手で持って演奏をするため　譜めくりがうまくできないので私がメロディー譜をかき生徒さんに写譜をそれぞれ五線紙にしていただきました。大切に練習を重ねていって　いつかどこかで『母に贈るうた』を演奏したいという気持ちで皆さんと練習しておりました。

　その様な中、昨年11月19日　愛知県あま市にある七宝焼きアートヴィレッジの交流ホールで『夢コンサート』が5年ぶりに開催され、遂に発表の場をいただきました。私たちのオカリナアンサンブルの他　コーラス、ウィンドアンサンブル、ギター＆ハーモニカ、篠笛が演奏されました。

　まだまだ寒い日が続きます。どうぞご自愛くださいませ。　　

『高橋晴美の音楽ネットワーク』は高橋晴美の音楽の素晴らしさや聴いたり歌ったりする喜びを分かち合い、高橋晴美の音楽をもっともっと日本中いや世界中に広めて行きたいという思いで立ち上げた音楽ネットワークです。

会報の発送などはすべて有志のボランティアで行われておりますが、ホームページの作成及び維持費、郵送費、紙代、印刷代などは会費によって賄われています。

会員の皆様には、数々の活動状況も含めホームページ、メールや郵送で皆様方のもとに届けさせて頂くだけでなく、ＣＤやＤＶＤ、親睦会、コンサートの料金割引等の特典もございます。 高橋晴美の『愛と優しさの輪』を拡げてゆくために是非、音楽ネットワークのご入会、ご協力のほど宜しく御願い申し上げます。

◆更新に関しまして

毎年2月は後援会の更新月にあたりますので、お手数おかけいたしますが、更新手続きをお願いいたします。
又、新規入会の方も宜しく御願い申し上げます。

◆年会費に関しまして


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高橋晴美のオリジナル曲を歌う直属の混声合唱団「ハルミオン」で一緒に歌ってみませんか？
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