高橋晴美の音楽ネットワーク ニュースレター              


 もうすぐ5月、一年越しのレコーディングもようやく終わり、いよいよリリースの時を迎える事になりました。皆様その後お変わりございませんか。私は4月17日から22日まで沖縄に行ってまいりました。沖縄には珍しく連日お天気に恵まれ、美しい海を眺めて充実した時をすごしてまいりました。何よりも嬉しかった事は、一年振りに再会したオフィスワンの佐古さんが、昔と変わらずお元気で、素晴らしいお仲間と交流しながら、音楽を愛し続けていらっしゃった事です。来年沖縄でコンサートを実現したいという事で、佐古さんの他、現地でレッスンを受けられたお二人の歌い手さんが、早速、沖縄で一番評判の良いホールと言われる「シュガーホール」を案内してくださいました。シュガーホールは佐敷町にあり、すぐ横は海という異国情緒の漂う建物で、中のホールは壁が石で出来ており、とても響の良いクラシックホールでした。思わずハルミオンが歌っている姿を思い浮かべてしまいました。ホテルに戻るとノートパソコンを開いて、デザイナーから送られてきたCDジャケットの最終校をチェックしながら、5月19日のリリースに何とか間に合わせようとメールのやり取りが続くそんな毎日でした。それでも、海は日頃の煩雑さを忘れさせ、私を音楽家に戻そうとしてくれるのです。南部の海も美しいけれど、北部の海の色は又格別です。海を見ながら車を走らせていると、過ぎ去った日々が昨日の事のように思い出されるのです。この車で数年前は北海道の雪原を走り、今、時を越えて沖縄の海原を見つめている・・・。人と人の繋がりの妙をしみじみと感じさせられた旅でした。

 21日には「かりゆし音楽教室」で公開レッスンをさせていただきました。お客様のお一人に数年前沖縄から家まで尋ねてきてくださった方がいらっしゃり、感動的な再会を致しました。「Silent Love」「Jewelry Time」「海よりも空よりも」「父の言葉」のソロのレッスンに続き、アットホームな空間の中で「窓をあけてみたら」「ひとつ」の混声合唱の伴奏をしていると、これまでの長い歳月のすべてが意味を持って私に語りかけてくるのです。何とも不思議な感覚でした。オフィスワンの佐古さんが、沖縄で音楽工房オフィスワンを再び起こして、高橋晴美作品を歌い、伝道師をしてくださっている。そして相変わらず誰よりも大きな声ではつらつと歌う佐古さんに、いつまでも変わらない音楽を本当に愛する人の姿を見たような気がしました。コーラスは決して人数は多くないのですが、それを感じさせない素晴らしい歌唱でした。あっという間の5日間でしたが、次なる夢を実現させるための宿題を抱いて帰ってまいりました。



「高橋晴美 愛をうたう」5月19日、遂に発売決定

 この5月でレコーディングを初めて、丁度1年が経ちます。今まで8枚のCDを出してまいりましたが、CDを1年かけて作成した事は私にとりまして初めてのことです。はじめは自分の生きた記録を残したいという思いから始めたレコーディングでしたので、商品にするつもりはございませんでした。誰にも内緒で進めていたレコーディングでしたが、夜中に密かに歌っていて隠し通せるわけがございません。夫にも母にも「何をしているの?」とばれてしまい、生徒さん達から「聴きたい〜〜!絶対にCDにしてください!」と強く要望されるようになり、だんだんと内緒の気持ちが変わって行きました。そして持ち前の絶対に妥協出来ない性格から、気が付くと一年が経とうとしておりました。丁度1回目のトラックダウンの後、「春にはリリースしたい」と口にした事がきっかけで、ハルミオン団長が「先生!CDのリリースは5月19日の先生のお誕生日にしましょう!」という意見から、それを聞かれたエンジニアで後援会長の黒田さんが、「それは良い、それならいっそのこと晴美さんの好きな河口湖スタジオでCD発売記念パーティーをしましょうか!」という流れになってゆきました。そして「CD発売記念バースデーパーティー、ハルミオン体験レコーディング付き」という企画が持ち上がったというわけです。ハルミオンの方々は1泊付の河口湖スタジオ体験レコーディングに心を躍らせますが、期限を切られてしまった私は、「エンドレスレコーディング」に終止符を打たなくてはならなくなり、それから徹夜の日々が続いております。(この年になるとなかなか厳しい!)すべてが一番良い方向に納まってゆくのだと思って、今最後の仕上げをしております。私が一番お伝えしたかった事を伝えるためにレコーディングした「高橋晴美 愛をうたう」にお耳を傾けていただけましたら幸せに存じます。

 歌うことが大好きだった私は、幼い頃から自作の歌を友達とよく歌ったものだった。ピアノで歌うことも大好きだが、詩と曲が同時に生まれてくる私にとって、言葉とメロディーに同時に思いを託せることはこの上ない喜びである。
 今までのCDはプロの歌い手さんに委ねて世に出してきたが、作者自らがその作品が生まれた時の思いをそのまま伝えるCDがあっても良いかもしれないと思った私は、昨年人生の大きな転機に、歌手でもないのに無謀な挑戦に乗り出した。5月からスタートした未知への挑戦は終わりの見えない、まさに「エンドレスレコーディング」そのものであった。その間に最愛の父が他界した。しかし、歌っていると悲しみ苦しみの全てが感謝の思いへと昇華してゆき、気がつけばいつも愛が身体中を満たしていた。移り行く季節と共に曲目は変わり、再び春を迎える今、1年の思いがようやく1冊の日記になった。
 今までの私の音楽人生を支えてくださった全ての人に、心からの感謝を込めて贈りたい。
  〜CDジャケットより〜   2007年 5月

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 さて、4月27日にはANAスカイチャンネル採用記念SE入り「愛のピアノ」が手元に届きます。すでにANAの機内で聴かれた方からも次々と申し込みが入っており、 今後はSE入り「愛のピアノ」と従来の「愛のピアノ」の2種類を販売させていただきます。CDご希望の方は、直接、ムジカハルミまでお申し込みくださいませ。

 又、5月19日にはいよいよ1年がかりで作成したCDアルバム「高橋晴美 愛をうたう」がリリースされます。ご希望の方は下記の用紙に必要事項をお書き添えの上、 FAX、またはメールで直接お申し込みくださいませ。 詳しくは別紙のチラシをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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CDアルバム「高橋晴美 愛をうたう」予約受付用紙


CDご希望の方は、恐れ入りますが必要事項をお書き添えの上、

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までご返送くださいませ。

@、SE入り「愛のピアノ」 全9曲¥2,000 A、従来の「愛のピアノ」 全9曲¥2,000

____枚  ¥____            ____枚   ¥____     

B、CDアルバム「高橋晴美 愛をうたう」 全12曲¥2,800(会員価格¥2,500

____枚   ¥____         会員____枚   ¥____


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尚、郵送会員の方はFAX番号 03-3337-5828 までご返信くださいませ。


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2007年5月吉日 高橋晴美
                             
    

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