高橋晴美の音楽ネットワーク ニュースレター      


高橋晴美が生まれた
京都の帰白院

 1月もあっという間に半ばを過ぎました。皆様お元気でいらっしゃいますか。今年は十二支の子年、きっと素晴らしいスタートをきられたのではないかと存じます。お陰様で、新年も連日「チャリティーコンサートin 京都 」のチケットお申し込みが入っていますとの報告を受けました。東京からはもちろんの事、山形、徳島、広島等々、遠方よりお越しくださる方も多数いらっしゃると聞き、大変ありがたく嬉しく思っております。何より力強い励ましをいただき、心より深く感謝申し上げます。

 昨年末、コーラスハルミオンの最後の練習時にコンサート参加者の最終確認をしましたところ、41名の方がボランティアで東京から参加してくださる事がわかりました。何ともあたたかな感動で胸がいっぱいになりました。

 そして年が明けた1月13日、今年初めてのオーケストラアンフィニの練習がありました。
京都でのチャリティーコンサートに向けて、「Berceurse for P〜父に贈るこもりうた〜」
「雪どけに〜今 命輝く時〜」「生きる」「星降る夜に」「ひとつ」「Cantare〜歌よ大地に響け〜」「ありがとう」と練習は進み、練習後コンサート参加者のお名前を紙に書いていただきました。帰宅して、一人一人の顔を思い浮かべながらあらためて担当楽器とお名前を読み返しました。そして、驚きと喜びに胸が震えました。団員のほとんどが参加してくださるのです。胸が熱くなりました。25名のオーケストラ参加者、中には楽器の運搬のために朝4:00に家を出て車を走らせて京都入りする方もいらっしゃいました。もちろん全員ボランティアです。

 京都の地に愛を届けるために、コーラスハルミオンの団員も、合奏団アンフィニの団員も皆さん心合わせて参加してくださるのです。ただただ頭が下がる思いです。京都でも奈良でも、今、合唱団の方々は一生懸命に練習に励んでくださっております。実行委員の方々も、スタッフの方々も皆さん思いをひとつにして準備してくださっております。

 「ありがとう」を伝えたくて乗り出した京都でのチャリティーコンサートでした。しかし、気が付けば私の周りに「ありがとう」を言いたい人ばかりが溢れていました…。感謝しても感謝してもし切れないほどの熱い思いが体中を浸してゆきます。

 1200年の都「京都」という、これまで経験したことがない厳しい地でのコンサートですが、きっと今まで味わったことのないような「まごころ」のコンサートになるような気がしてなりません。

溢れる感謝の思いを胸に、本番までの時間、愛とまごころを尽くしてコンサートの準備に努めてまいりたいと思います。

 

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2008年1月吉日 高橋晴美
                             
    

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