高橋晴美の音楽ネットワーク ニュースレター      

(夢咲き島を歌う高橋晴美)

 毎日暑い日が続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか。

私の最近の日課は、朝起きるとまず、ガジュマルとマングローブ、ブーゲンビリア、ハイビスカス、パイナップルの水やりからスタートします。沖縄を想いながら…。

早いもので沖縄コンサートが終わって2週間が経ちます。夢のような時は、あっという間に過ぎてしまいました。

2年間 あたためてきた沖縄でのコンサートは、本当にお陰様で大成功に終えることが出来ました。これもひとえに皆様方のあたたかなご支援ご協力のお陰と、心より厚く御礼申し上げます。

思えばこのコンサートは、祈りから始まり祈りに終わったように思います。沖縄に愛をお届けしたい…沖縄で沖縄の皆様と共に愛を歌わせていただきたい…、そんな祈りが遂に4日の「てだこホール」、そして5日の「平和の礎」で叶いました。しかも青い海と青い空の下で。「沖縄に愛をお届けさせていただきたい」という切実な祈りが常に心の奥底に存在していなかったら、挫折していたかもしれません。コンサートに向かう皆の祈りがひとつになったからこそいただけた「奇跡の賜物」でした。

7月3日、丁度2年前から数えて6回目の沖縄は、今まで宿泊してきた那覇のビル街のホテルとは違い、部屋から青い海が一望できるANAラグナガーデンホテル最上階の部屋が用意されていました。美しい海を眺めていると、真栄城さんのお心遣いに胸が熱くなると同時に、これで終わってしまうのか…となんとも寂しい思いが致しました。

未だかつてこれほど準備に時間をかけ、忍耐力を必要とされたコンサートはなく、これほど「愛と感謝をお届けさせていただけますように…」と祈ったコンサートもありませんでした。 来年10周年を迎えるコーラスハルミオンの創始者でもあり、以前私が所属していた事務所の佐古則興氏と、4年ぶりに同じステージに立てる事は、非常に意義深いものがあり、昨年「平和の礎」で受けた強い衝撃は、どんな困難をも乗り越えさせる大きなパワーとなりました。

そして、今回私にとって生まれて初めての体験、清水の舞台から飛び降りる勇気を持って歌わせていただいた「夢咲き島」は、生涯忘れる事のできない思い出となりました。

7号はそのような中身の濃い沖縄公演特集をお届けしたいと思います。

  ごあいさつ(当日のプログラムより) 

皆様、本日はお忙しい中、お暑い中、「愛・Eye チャリティーコンサート」にお越しくださいましてありがとうございました。

2年前の4月、新婚旅行以来28年ぶりに訪れた沖縄は、温かく私を迎えてくれました。青い空と青い海を背景にした沖縄の景色は、懐かしさにも似た不思議な感動を覚えました。特に「平和の礎」で受けた衝撃は大きなものでした。国籍を問わず、沖縄戦で亡くなられた24万余名の全ての方のお名前が刻まれた「平和の礎」。美しい海と空に向かって並ぶ礎の前に立ち、私は込み上げてくる涙を抑えながら「ひとつ」を口ずさんでおりました。「空と海がとけてひとつ、あなたの心にとけて生きる。あなたの部屋に野の花ひとつ、いつも安らぎを届けてあげたい。人と人がとけてひとつ、国と国がとけてひとつ、その日を祈って今日も生きる。」そこには敵も味方も無く、同じ痛みを分かち合う愛と癒しと、未来に向かって祈り続ける希望がありました。悠久の時が流れ、風の音と波の音、青い空と青い海、ただそれだけで伝わってくる悲しみと優しさと希望・・・。沖縄を象徴しているかのように感じました。

1995年4月に「ひとつ」という曲が生まれてから10数年が経ちますが、ここほど「ひとつ」の曲が自分の中で同化したところはありませんでした。あの日以来、私は「いつか沖縄で、皆と共に愛を歌わせていただきたい」と心から願い続けてまいりました。

作品がもたらせてくれたご縁によって、人と人が魂の再会をし、ご縁ある多くの人々と共に愛の花を咲かせる事が出来るとは、何と嬉しいことでしょう!

今日までの2年間、愛と勇気を絶やさず、心を込めて準備してくださいました真栄城早由さんをはじめ、愛・Eyeチャリティーコンサート実行委員会の皆様、社会福祉法人、沖縄県視覚者福祉協会、医療法人ノーブル健康文化村クリニック理事長 藤原浩男先生、ご賛同くださいました全ての皆様に心より感謝申し上げます。

お耳馴染みの無い曲ばかりですが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。 愛と感謝を込めてお届けさせていただきます。

 


高橋晴美


〜思い出の「夢咲き島」〜

人前では絶対に歌わないと言い続けてきた私が、この歳にして初めてマイクを持ってお客様の前で歌うなどとは、想像すらしないことでした。私にとりまして、まさに清水の舞台から飛び降りるほどの勇気のいる事でした。「沖縄で生まれた作品をお前が歌って沖縄の人達に感謝の想いを伝えなくて、いったい誰が伝えるんだ。」という夫の一言が、私の歴史を変えました。しかし、6月13日のリハーサルには、約束していたギターの方は何の連絡もなく欠席。お願いした音源は遂に送られてきませんでした。ギターがメインの伴奏となる曲を1000人の人前で初めて歌う私にとって、当日まで胃の痛むような修行が続きました。

「どうか感謝の気持ちをお伝えできますように…」ひたすら祈り続ける毎日でした。当日、ギターの方が楽屋に姿を現してくださった時には、声を上げて喜んでしまいました。ステージ上でお二人のギターの方に弾き方を口頭で説明して、待ちに待ったゲネプロが始まりました。三線の音は魂に響き、オーケストラの弦の音は柔らかく魂を包み込み、思わず涙が込み上げてきて歌えなくなってしまいました。 そして本番、まるで神様からご褒美をいただいたようなアンコールの温かな拍手、指笛…。まさか、アンコールで2回も「夢咲き島」を歌わせていただけるなんて…。前奏が始まった途端、客席から手拍子が起こり、そして沖縄独特の合いの手の指笛が入り、後ろから聴こえて来る参加者全員の温かい合唱に包まれてステージに立っていたあの瞬間、このまま死んでもいいと思うくらいの感動の瞬間でした。あのひと時を、私は一生涯忘れる事はないでしょう。

コンサート終了後、原口可奈さんの誘導でサイン会に向かう途中、ロビーから“「夢咲き島」のCDはありますか?”という声が聞こえてくるのです。耳を疑いました。サイン会の席についてからも、その問い合わせの言葉を耳にする度、沖縄の人達に新曲が受け入れてもらえた喜びに胸が一杯になりました。温かく聴いてくださった事に感謝の想いが溢れました。大好きな沖縄を想い、必ず本物の三線の音でCDにしたいと思いました。


生きるという事は、命ある限り挑戦し続けることなのかもしれません。誰かのために…。「たゆまぬ努力と祈りがあれば、全ての事は必ず叶う」父が最後の最後まで見せてくれた「生き切る」という事。これからも応え続けてゆきたいと思いました。


翌日の「平和の礎」はこのコンサートの第3部にあたり、私が最も大切に思ってきたセレモニーが行われました。夕方5:00にコーラスハルミオンとアンサンブル晴が礎の前に集まり、黙祷を捧げた後、フルートの音で始まり「ひとつ」の合唱をさせていただきました。青い空と青い海に向かって並び立つ「平和の礎」に刻まれた24万人の祈りを代表するかのように、み霊の救われと、世界恒久平和を祈って歌わせていただいた「ひとつ」は、きっときっと、海の底にも、空の果てにも届いた事でしょう…。ご賛同くださいました全ての方々に、心より深く感謝申し上げます。

 


 

お便りご紹介

高橋晴美先生へ

この度は沖縄でのコンサート、本当にお疲れ様でした。そして大変お世話になりました。 雨だったお天気も一転、お日様が顔を出し、神様や沖縄全てに祝福されたような素敵なコンサートに関われましたこと、本当に光栄に、嬉しく思っております。

晴美先生の音楽は、どうしてああも切なく、温かく、胸を打つのでしょう。

何度聞いても、涙が溢れ、胸に様々な感情がこみ上げるあの感覚は、表現するのが大変難しく、それでいてとても愛おしい感情たちです。

聞き入りながらハンカチで涙をぬぐう方、目が不自由な方が、手でリズムを取り、うんうん、とうなずきながら聞き入る姿。男性のお客様が、ぎゅっと、目頭を押さえる姿。。。初めて聞く沖縄の方々もきっと同じ経験、体験をされ、すっかり晴美先生の世界に、惹き込まれていたように感じました。

 最後の夢咲き島でのあの会場の一体感と、透き通り、どこまでも届くような祈るような先生の歌声が、今も耳に焼き付いて離れません。本当に素晴らしかったです。

翌日は沖縄の綺麗な海の観光も叶い、地球、自然の素晴らしさに触れることが出来、私にとって、とても実り多き、充実した旅となりました。

機会をいただけたこと、心から感謝申し上げます。

このたびは素敵なコンサートを、本当にありがとうございました。


CD販売お手伝い 小泉美保


高橋晴美先生

 この度はハルミオン沖縄公演に参加させて頂きまして有難うございました。

コバルトブルーの海の色、お天気にも恵まれて、素晴らしい公演旅行となりましたね。

ボサノバ調の「君のいない海」はゆらゆらゆれて、のりのりに楽しく唱わせて頂きました。本邦初の「夢咲き島」三線の調べにのって、晴美先生のしびれる甘い歌声、本当に素敵でうっとりしてしまいました。

 打ち上げも美味しい珍しい沖縄料理が次々と盛沢山に並べられ、地元の皆様との温い交流と共に時を忘れる程でした。

 次の日、メインの平和の礎では全く空と海がひとつ そのままの美しい景色の中で、且ての大戦時 日本国土防衛のため、盾となって亡くなられた多勢の尊い御霊に御冥福の祈りを込めて「ひとつ」を心からお捧げ出来ましたこと、本当によかったと思っております。そして、今の平和の有難さをつくづくかみしめた次第でした。本当に有難うございました。


                      ハルミオン アルト 深田政子




晴美先生

沖縄コンサート、お疲れ様でございました。またご同行させて頂きお世話になりました。ありがとうございましたm(_ _)m


晴美先生にお声掛け頂きハルミオンの伴奏をさせて頂いて何年たつのでしょう。コンサートの度に一緒に連れて行って頂き、コンサートの醍醐味を味わわせて頂いて参りましたが、この沖縄公演では色々な事があり多くを学ぶ事が出来たように思います。


今回はハルミオンの伴奏者として、CD販売スタッフとして、カメラマンとして、と何役かに渡りお手伝いさせて頂きました。東京のコンサートホールでレセプションの仕事の経験がある私にとっては、せかせか動く東京とは違う沖縄のゆったりと流れる時の空間に、はじめはとまどいましたが、スタッフの方々の明るい笑い声や大らかな人柄にふれ、私自身も気持ちが大きくなっていきました。とは言え、くせで気になる事を誰彼構わずヅカヅカお願いしてしまいましたので、もし嫌な思いをされた方がいらしたらお詫びを申し上げたいです・・・。


今回は2部で晴美先生の曲が演奏されるとの事でしたので、CDは終演後の販売が主になるだろうと予想していましたが、あんなに忙しくなろうとはっ!!初めて先生の曲を聞いた方が多かったようで、CDの説明をしながら別の会計をし、さらに袋詰めしながらサイン会をお勧めし、忙しくなればなるほど嬉しい悲鳴があがりました。途中からは完売となってしまったCDも出て、ご要望頂きながらもお応え出来ない状況に、このコンサートの大成功を実感致しました。そして私も大好きな曲「夢咲き島」を求める声の多かった事!!これは私からもお願いしたいです(笑)楽しみにしております♪


それからこの沖縄で「人と人の心が1つになった」空間を、私は打ち上げ会場でも感じました。最後に歌った『星降る夜に』。そして『ひとつ』と『Cantare』。僭越ながら伴奏させて頂き、皆さんの楽しそうな笑顔を見ながら歌声を聴いていると、この上ない喜びと幸せを感じることが出来ました。ピアノが弾ける事(演奏する事)の喜び、晴美先生と先生の曲に出逢い携われている事の幸せ、そしてその喜びと幸せを沢山の方々と共に感じ、1つになっていたあのひと時は忘れられません。


沢山の感謝の想いを込めて。ありがとうございました。 そしてこれからもどうぞよろしくお願い致します。


                    ハルミオン 専属ピアニスト 原口可奈



こんにちは

先日のチャリティーコンサートに参加させていただいた「コール西原」の大城と申します。高橋晴美先生への心からの感謝の思いを伝えたくて、読み辛くて大変失礼かと思いつつもペンを取りました。見苦しい字をお許しください。


高橋晴美先生との歌との出会いは、偶然の事でした。心がとても疲れていたある日、たまたま通りすがりに入った喫茶店に歌が流れていたのです。女の人の高く澄みきった声に乗せた柔らかいメロディーと、きれいな言葉の数々は、まるで空から舞い降りた天使のように、私の全身を包み込むようで、一人涙ぐみじっと窓の下の木々を見つめていました。まるで時が止まったようでした。あの日の事は忘れる事はないでしょう。


そして喫茶店「山林舎」のオーナーを通じて「コール西原」のメンバーとして、真栄城早由先生の指導のもと、コンサートに参加する事が出来、夢のような展開に幸せを感じています。

私を気持ちよく迎えてくださった「コール西原」の皆様と真栄城早由先生に出会えた事は幸運で感謝です。「愛・Eye チャリティーコンサート」はとても素晴らしく、コーラスの皆様のひとつになったハーモニーの素敵さ、ギター、パーカッション、フルート、ヴァイオリン、きれいでした。又、高橋先生のご主人である高橋裕先生の指揮は神様のようでした。

舞台を作っているスタッフ全ての方のてきぱきとした動きや表情に「皆で作る」という意味を感じました。そして、歌姫の皆様の歌はやはり、天使のようで幸せに浸っていました。

コンサート終了直後には娘や知人から「誘ってくれてありがとう。とても良かった」とメールが入っていました。

フィナーレで全員で大合唱した「ひとつ」「Cantare〜歌よ大地に響け〜」そして幸せにも、高橋晴美先生のバックコーラスでの「夢咲き島」は言葉で表せない感動でした。リハーサルで晴美先生が言葉を詰まらせたときと、裕先生のほのぼのとしたフォローの言葉で二度涙しました。歌詞の「あれはあれでいい 心尽くして生きてきたから」は自分の人生と重なり、心の奥底に届き、じんと来てしまいました。


あれから数日経った今でも、まだ興奮の波が引いては寄せる波のように魂を揺らし続け、一日のうちに至福の時を何度も味わっています。


これからも、晴美先生の歌を日々口ずさみながら生きて行けたら、どんな苦難も乗り越えて生きて行けると思っています。


〜心からの感謝を込めて〜                   


コール西原 大城常子

 

 


高橋先生、沖縄公演大変お疲れ様でした。

そして、あんなに素敵なコンサートに参加させていただける機会をくださった事に心から感謝申し上げます。

今回、高橋先生の「星降る夜に」を歌わせていただけたこともすごく嬉しかったです。

歌い初めの頃は、全然気持ちがこもっていないと厳しいご指摘を受けたりと・・・とても未熟な私達でした。

そんな私達へ暖かい心で熱心に指導をしていただいたおかげで、私自身歌に対する気持ちはもちろんですが優しい気持ちを持ち周囲の人への思いやりの心を大切にすること感謝の気持ちを忘れないことを今一度見つめなおすきっかけになったように思います。

そして、歌の練習を重ねるたびに最初の頃はあまりまとまりのないメンバーの心も一つになっていき、コンサートを迎える頃には家族のようになっていました。

コンサートをきっかけにたたくさんの方々と出逢えた事と、高橋先生の素敵な音楽にふれられた事が思い出と共に私の心の財産となりました。


また、今回のコンサートには母と一緒に私の85歳の祖母も来てくれたのですがコンサートの翌日祖母に昨日のコンサートどうだった?と聞くと、「あんなにすばらしい音楽を生で聴いたのは生まれて初めてだった。長生きして良かったさぁ。」と言ってとても嬉しそうに話をしていました。 高橋先生のおかげでおばぁちゃん孝行することができました。ありがとうございました。


最後に、お忙しい中、未熟な私達の指揮をしてくださったご主人の高橋裕先生へも心より感謝申し上げます。


暑い日が続きますが、夏バテしないようにお体にお気をつけください。

またお会いできる日を楽しみにしています。



アンサンブル晴 与那嶺沙織

 

この度のコンサートに参加出来た事とても光栄です。 そしていっぱいの感動をありがとうございました。

今 思えば12年前に「ひとつ」に出会った時、こころがとても豊かになり、誰かの為に私にも何か出来るのではとの思いでした。今回ホールに足を運んでくれた多くの友人からは"素晴らしかった""感動した"等のことばを頂きました。これからも"愛"を伝える為に歌い続けたいと思います。


ハルミオン テノール 横田裕之


沖縄コンサートに参加させていただきありがとうございました。

私にとりまして、庄内に続く2回目のコンサートで 初めての沖縄でした。

空港からホールに向かうバスの車窓からワクワクしながら景色を眺めていますと、なんだか時間がゆったり流れているような、癒されていくのを感じました。


ホテルに入リハーサル室に移動すると、どなたかを囲んで盛り上がっていらっしゃるので近づいて見ますと「佐古さん!お久しぶりです〜お元気でしたか〜」のお声と抱擁。

この方がハルミオンの生みの親の佐古さんでらっしゃるんだとお会いできたことを嬉しく思うと共に、早くから先生の音楽に出会い歌われていた方達をちょっぴり羨ましく思いました。

リハーサルでの先生の涙に、これまでの並々ならぬご苦労と思い出の数々を感じ 私も胸が熱くなりました。本番前、小野瀬先生から「先生と歌える機会はそうそうありませんから思いを一つにして歌うといいですね」と言われ、心をこめて歌わせていただこうと思いました。先生の「夢咲き島」は、温かくやすらぎに包まれていました。心で歌うということを本当に感じさせていただきました。


学生の頃から歌を勉強してきましたが、そういう技術とはまた違う凄さを感じています。上手く言えないのですが、もっともっと心の奥深くにある、魂に響くような 魂が震えるような感動の世界でしょうか。ですから歌わせていただくことは容易ではありません。でも歌わせていただきたくなる曲なのです...


ハルミオンで歌わせていただけるありがたさに感謝しながら、10周年に向かい練習させていただきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。


           ハルミオン ソプラノ 中山宏子


沖縄コンサートに参加・出演させていただき、ありがとうございました。

公演に携わった方々に心から感謝申し上げます。

暑い暑い沖縄でしたが、晴美先生の作品を、こよなく愛する大勢の方々と一緒に舞台に立てたことは、楽しく、大変幸せなことでした。

アンコールで歌われた「夢咲き島」を、いつか客席で聴かせて頂きたいと思いました。

沖縄本島から北から南へ、美しく広がる海・果てしない空を目の前に「平和の礎」がありました。「ひとつ」の合唱が「恒久平和」の祈りとなって、一人一人に届けられたと思いました。歌が人々の心を癒してくれるのでしたら微力ながら、歌をうたいたいと思うのです。                   


ハルミオン ソプラノ 荻原せつ子


晴美先生、この度は、沖縄の皆様とのジョイントコンサートが大成功を収めることができたことを心から歓喜し、今だに感動しております。これは紛れもなく、晴美先生を始めとするハルミオンの指導者の方々の並ならぬご尽力の賜物と拝し、心の底から感謝申し上げます。本当に有難うございました。

アンサンブル晴様及びコールにしはら様を始め、地元の皆様方と一緒に、愛の癒しの波動を観客席にいらっしゃるお客様にお届けできたことは、ハルミオンと致しましても 大変意義深く、また感慨深い歴史の新たな一頁となりました。

また、平和の礎に眠っておられる何十万人もの戦没者の魂霊に、「ひとつ」を通じて、 人と人が憎み合い、国と国が争うことが二度とないように切に祈らせて頂きつつ、温かい愛の波動を少しでもお届けすることができたとすれば、ハルミオンにとりまして、 これほど幸せなことはございません。


世界恒久平和の実現は、自分のすぐ傍らにいる、たった一人の人を心の底から愛することから始まるというのが、晴美先生の信念であり、ハルミオンとしての願いでもあります。その意味で、このコンサート名「愛・Eyeチャリティーコンサ−ト」は、文字通りの平和の礎(=基礎)となる「愛」への共感・拡大と、永遠の平和を心の目「Eye」でしっかりと見つめていこうという誓いと祈りがテーマであったのだと実感させていただきました。私は平和の礎での「ひとつ」のアカペラが、実は「愛・Eyeチャリティーコンサート」の"第V部"だったのではないかと勝手に思い込んでおります。


ハルミオンのコーラスは、コンサートを重ねる度に成長しているような気が致します。

それは単に歌の好きな方々が集まって趣味でコーラスをするという馴れ合い集団ではなく、指導者と団員が一緒になって、世の中をもっと良くしたい、そのために自分達を使って もらいたいというような奉仕の心が確実に芽生えてきております。そういう想念でステージに上がらせて頂くため、ピュアな本物の愛の波動をお客様にお届けできるようになってきたのだと感じております。


晴美先生がお作りになられた曲は、我を捨てて、子供のような無垢の気持ちで向き合わ ない限り、歌えないものばかりです。人を思いやる優しい心で話す言葉は、人の心を和ませる温かい波動を持っています。歌も全く同様なのでしょうね。但し、技術的な面では、まだまだ課題は残っておりますので、10周年に向けて、発声方法、クイックブレス、確実な音程、楽譜に忠実なテンポの取り方などに関しましても、更にレベルアップを図って参りたいと存じます。先生方におかれましては、今後ともご指導を宜しくお願い申し上げます。

暫くは沖縄コンサートの大成功の余韻を味わいたいと存じます。本当に感動的なステージ をご用意頂きまして真に有難うございました。


   ハルミオン渉外 國本与志彦


沖縄コンサート大成功!!!本当におめでとうございます。

コンサートホール全体が熱いオーラに包まれ聴きに来られた沖縄の人達がどんどん引き込まれていくのが、私が居たPA席から見ていてもとても良く分かりました。

沖縄の人がこんなに熱くなるなんて・・・2部が始まり曲ごとに反応する場内、「父の言葉」や「母に贈るうた」の様に曲によっては目頭を押さえる人、又アップテンポの曲に乗って身体を動かす人いろいろでした。

2部も後半になり、吹奏楽団も加わって「ひとつ」、「Cantare」が終わりかなり盛り上がって大きな拍手。アンコールの「夢咲き島」に加えて再度「ひとつ」、「Cantare」の大合唱。しかし、アンコール3曲が終わってもオーバーヒート状態はいっこうに収まりません。『もう一度夢咲き島を聴きたくありませんか?』と裕さん。場内から湧き起こる温かい拍手。極め付けはこの後の「夢咲き島」!どちらかと言うとしっとり聴かせる歌が多い晴美さんの曲の中で、あれだけの盛り上がりを見せたのにはビックリでした。三線の音が始まると、手拍子が起こり、一言一言に想いを乗せた晴美さんの歌がホール一杯に流れます。そして思わぬ指笛が!!沖縄の人達の温かさに、PAをしていた私も思わず涙してしまいました。ステージと客席がこれほど盛り上がるとは・・・。

まさに愛でひとつとなった感動のひと時でした。


翌日の平和の礎での合同コーラスも1回目はどうしたんだろうと思いましたが、流石2回目は決まりました。海に向かって唄っていた皆さんの後ろで、沖縄の御夫婦(前日コンサートをやった浦添市の方)がベンチに座ってじっと聴いていました。そして、聴き終わった後『有難う…』と言っていました。この御夫婦のご家族も沖縄戦で亡くなったそうです。沖縄の人達の戦没者に対する想いの強さを感じました。そして、晴美さんが大切にあたためてきたセレモニー、『ハルミオンとアンサンブル晴の皆さんと共に平和の礎で祈りを込めて「ひとつ」を歌うこと』が実現出来て、本当に良かったと思いました。


沖縄に向けてハルミオンは特別練習も含め、集中した練習を積んで来ましたが、今回のコンサートではこれがかなり生かされたのではないでしょうか。これからもハルミオンが更に成長し、愛を届ける合唱団になっていってくれる事を期待したいと思います。


音響担当 ハルミオン事務局長 黒田勝也



〜沖縄の空と人と音楽〜


6月13日土曜日、バケツをひっくり返したような天のスコールのなか、アンサンブル晴、コールにしはら、シルバー歌声サークル「きらり」の方々、ウクレレ、オカリナの方に、沖縄県芸の弦楽器の方、体操着を着て雨の中を駆けつけてきてくださった浦添市のジュニア吹奏楽の方々、県芸の三線、太鼓の方々等、様々なグループの方が集まって「夢咲き島」のリハーサルが始まりました。最後に加わる合唱はアンサンブル晴れの方々しか楽譜は持っていなかったはずなのですが、最初に一度、晴美先生がピアノを弾きながら(ギターの方が来られなかったので)通して演奏し終わった後の、沖縄の他のグループの方々の感動されたお顔は忘れることが出来ません。そのお顔の数々は、私たちにも歌わせてもらいたいと切せつと訴えておられました。この時、これは素晴らしいアンコールになると直感いたしましたが、本番の2回目のあのようなフィナーレになるとはさすがに思ってもみませんでした。

私にとっても、あのような感動的な演奏に携わったことはなかったとはっきり言えますが、それは様々な楽器とのコラボレーションが行われたということもあり、またいろいろな艱難を乗り越えて来て実現された、ということも一因としてあったと思われます。

沖縄県芸の弦の方々が決まるまでの紆余曲折、演奏会当日が弦の方々の実技試験であり、到着が遅くれられるということ、吹奏楽の出演人数が確定出来なかったこと、ギターの方々の演奏を結局本番当日のゲネプロまで聴くことが出来なかったこと等々、それは「夢咲き島」の初演を、浦添市てだこホールの1000人の人前で、初めて歌うという晴美先生のプレッシャーとともに、今までに味わったことのない程の艱難であったことと思われます。本番前日のホール打ち合わせの後、胃が痛くなり動けなくなったということも晴美先生にとっても、初めての経験だったのではないでしょうか。

「ひとつ」「カンターレ」のアンコールの後、鳴りやまない拍手を前にして、今回本当の意味でも後援者になってくださいました、宜野湾市の藤原浩男先生は、切にもう一度「夢咲き島」を聴きたいと思われたそうです。晴美先生の切々と語りかける歌が始まってまもなく起こった手拍子、最後の指笛、ホールが一体となるラララーの歌声は、「ひとつ」「カンターレ」でひとつになったそれ以上に、沖縄の方々に受け入れていただけたばかりか、沖縄の自分たちの歌が出来たと喜んで歌ってくださっているとようにも思えました。沖縄の方々が踊る場所があれば、まさに踊りだされたのではないかと思えるほど、魂や心の底からの感動に揺さぶられた至上のひと時でした。

翌日、晴天の平和の礎の「ひとつ」とともに、我々の目には見えない奥深いところでの、沖縄の空と人と音楽がひとつになった日々でございました。

  指揮 高橋 裕

当日のアンケート用紙より(は初めて聴かれた方)


 初めて出会う曲なのに、それを感じない名曲の数々でした。2部について総て良かった。 優しさに満ちた詩、曲、歌唱2階からステージを観て、特に指揮者がとても素晴らしかった(二人共)伸びやかに、いかにもこの音楽を愛して止まない情熱が指揮の後姿を通し感じた。                   60歳主婦


♪ すごくよかったです。参加したかった。次回は是非。      53歳 女性パート


♪ 歌い手の方の言葉がはっきりしてとてもよかった。            64歳 宜野湾市 女性


 澄みきった心の世界にただただ感動するばかりで涙が出ました!一人でも多くの人に聞いて欲しかった!もっともっと世の中の人達にこの世界をこのコンサートを知って欲しい!!!!!どうか毎年どうかコンサートを開いて頂きたいです!!!!!!                      57歳 那覇市 女性


♪ とにかく清冽な時間をありがとうございました。感動です。来年も是非お願いしたい!   65歳主婦



 夢咲き島 是非CDでもう一度聴かせていただきたい。すばらしい!!   47歳 那覇市 主婦 ♪ とても感動したコンサートでした。その感動は、歌う人、聴き手がいったいとなってのものだと思います。晴美さんのピンクのドレスが熱帯魚が幸せに踊っているのを想像させ“幸せ”という一言に尽きると思います。                                                    
53歳 浦添市 女性


 美しい歌声、美しい楽器の音色に感動しました。ハーモニーですね。全てがひとつになればいいですね。                                                   
52歳 男 会社員



 後半は泣けてしかたありませんでした。心が洗われるようです。素晴らしいコンサートをありがとう(^_^)                                                         49歳主婦


♪ 人はそれぞれ多くの悩みを抱きつつ生きていると思います。私もそのひとりです。今日のコンサートで心が洗われた思いがしました。勇気を出して人と接し、人類愛で、又神の愛の教えで、今後残された人生をいきていきます。人間としてどう生きるべきか教えられました。心の底から感謝致します。有難うございました。                                           76歳 女性 教職定年退職者


 メロディーが全てすばらしかった。指揮がすばらしい。ほれぼれしました。     65歳 男性 フリー


 全曲初めての曲なのにリラックスして聴けた。全然飽きなかった。      76歳 女性 大正琴講師


 素敵な歌詞に心が洗われる思いがしました。コンサートを終えて人々にも優しくなれるような・・・ありがとうございました。                                            62歳 女性


♪ 少年少女に「晴美」を歌わせたい。合唱のメンバーに入りたかった。市の福祉関係からも情報がほしかった。ハルミワールドを広めたい。本日は沖縄でのスタート。毎年やって下さい。お元気でご活躍を。                                                            50歳 女性


 すばらしいコンサートでした。きれいな曲をきれいな声で・・・。父の言葉は父を思い出し、母に贈るうたは母を大切にしたいと思いました。全部の曲すばらしく良かったです。感動しました。たくさんの愛をありがとうございました。又の沖縄のコンサートをお待ちしています。         
66歳 那覇市 Fデザイナー



 毎日忙しく過ぎている中で何か忘れ物をしているのではないかと思うことがあります。 高橋晴美さんの愛により癒されました。「ごあいさつ」文のことば一つ一つに優しさを感じました。どの曲からも光や希望など、心が安らぐメッセージをいただきありがとうございました。(私も歌いたいなあ~と心の中でメロディーが♪)                                                    40歳 女性 教諭


♪ 夢咲き島のCDを求めたく思います。大変すばらしい大感動ありがとう! 次回の演奏を楽しみにしたい。孫たちと再び聴けるよう願っています。高橋晴美様、ステキなメロディーありがとうございました。最後に唄われたご本人のお声、やさしいステキなお声は感動しました。             65歳 沖縄市 主婦


♪ 真摯な愛に満ちた演奏会でした。             72歳男 首里 弁護士



 高橋ワールドの質の高さにびっくりです。              65歳 男性



 大変感動しました。又、聴きたいです。          宜野湾市 74歳 男性



 テーマは愛だが、地球規模で大きかった。感動!感謝!     58歳 男性 教員



 フィナーレ最高でした。楽しそうに歌っている合唱団の方々と一緒に参加したくなりました。素晴らしいコンサートでした。又、是非再開してほしいです


♪ 高橋晴美さんのお名前、音楽活動については2年ほど前から知っていました。曲も少し聴きました。今日(生演奏は初めて)のコンサートはすばらしく、高橋さんの愛、祈り、沖縄への思いを感じる詩曲でした。



 高橋さんの曲はとても清らかで力強い心なごむ曲、歌でした。有難うございました。 62歳 女性



 ひとつひとつの讃美が感動の涙です。楽器ひとつひとつ奏でる音が聴こえました。
                                                   
61歳 沖縄市 女性



 素晴らしかったです。時間があっという間に過ぎました。多くの人に聴いてもらいたいと思います。 
                                                      36歳 女性 自営業



 地域の方も精一杯頑張っていたのでとても感動した。 心やすらぐやさしい曲なので、おもわず涙があふれてきた。ほんとうにありがとう!!                             59歳 女性 OL

 

 やさしさをありがとう。                                    56歳 女性 家事



♪ 生演奏は初めて。心地よい詩と曲をありがとうございます!!          65歳 男性 会社役員


 心を打つコンサートでした。人生にドラマあり歌に演奏にドラマ希望があり素晴らしいコンサートでした。今日―虹を渡る日、地元の中学生交えての演奏の仕組みはとても感動しました。心豊かなタイム。ありがとうございました。また、逢えるときまで・・・クリスマスや新年に来てほしいです。      
 70歳 女性




 ◎夢咲き島 とてもすばらしかったです!感動しました。ありがとうございます! 私も沖縄に生まれて良かったと思います。沖縄を愛してくださって感謝します。又、沖縄に来てステキな歌を聞かせてくださいませ。                                                    40歳 女性 OL



真心の感想文、そしてあたたかいアンケートの数々、本当にありがとうございました。
沖縄の余韻が「夢咲き島」のメロディーと共に、今も胸の中に甘く懐かしく広がります。
もう一度沖縄で・・・。これからも又1つ、夢を咲かせるために祈りたいと思います。
さて、9月20日は、韓国のソウル広場で行われる「日韓交流おまつり」において、日本から参加するバンドと韓国のミュージシャンと共に合唱する「ひとつ」と「Cantare〜歌よ大地に響け〜」の指揮をさせていただくことになりました。これからもご縁のある地に赴いて、愛をお届けしてまいりたいと思います。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
暑い日が続きますので、どうぞお身体お大切にお過ごしくださいませ。



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