2020 12月号
 今年もいよいよ残り少なくなってまいりましたが、皆様お元気でいらっしゃいますか。コロナ旋風が吹き荒れた1年、皆様のご健康を案じ続けた1年でもございました。様々な難を乗り越えながら、今まで味わったことのない貴重な時間をいただき、大切なものを見つめ直す機会をいただきました。
コーラスハルミオン創立20周年のコンサートは延期となり、その後の合唱練習も出来ないまま年を越さなければならないことは、とても残念ではございますが、来年、お揃いのハルミオンスカイブルーフェースシールドを着けて、歌い合える日を楽しみに待ちたいと思います。

そのようなコロナ禍で、待ちに待った混声合唱のレコーディングが執り行われました。

『蝶が舞い・花が咲く』『あじさいの花』混声合唱レコーディング完了!

 12月6日、麹町にあるサウンドインスタジオで行われた、来年3月に教育芸術社から発売予定の『NewSongライブラリー・混声版』の収録に立ち会わせていただきました。今回は、『蝶が舞い・花が咲く』(渡瀬昌治作詞 高橋晴美作曲)と『あじさいの花』(藤田久男作詞 高橋晴美作曲)混声3部合唱2曲のレコーディングでしたが、コロナで間隔が空いたせいでしょうか、何とも懐かしいような、古巣に戻ったような不思議な感覚を覚えました。

 元々は3月に行われるはずのレコーディングでしたが、新型コロナウィルス感染拡大のため、合唱団が変更となり、6月に延期となりました。しかしながら、十分な練習時間を確保出来ないという事から、最終的に12月6日となりました。今回歌って下さいましたのは、栗友会に所属の『Youth Choir Aldebaran』という合唱団で、リモートで練習をしながら、定期的に集まって指揮者の佐藤洋人氏の元で練習をされたと伺いました。

 当日は、密を避けるため、A StudioとB Studioの2か所に分かれてリモートで行われ、一人一人の間は透明なアクリル板で仕切られておりました。それでも皆さん笑顔で、心を込めて歌って下さいました。久々に耳にする生の合唱の響きは本当に美しく、「世界が平和になることを願って…」と歌いあげる『蝶が舞い・花が咲く』が、今、このご時世に一段と心に沁みてきました。『あじさいの花』は既に『NewSongライブラリー・同声版』の時に、小学生の皆さんでレコーディングを行っておりますが、今回は混声ですので、子供のPureな声とはまた違った大人の深い味わいでした。この数か月、大変な状況下で練習に励んでくださった指揮者の佐藤洋人様、伴奏の浅井道子様はじめ『Youth Choir Aldebaran』の皆様に心より感謝申し上げます。

 NewSongライブラリー混声編の発売は3月と伺いましたが、出来上がりが楽しみです。

コロナ禍のパリ 『日仏文化学院パリ日本人学校』で『今日ー虹を渡る日』
 11月の終わり、ロックダウン中のフランスにいる押野可奈ちゃんから突然連絡が入りました。
可奈ちゃんは、皆様もよくご存じの通り、コーラスハルミオン専属のピアニストとして長い間お手伝いいただき、毎回私のコンサートでは重要なスタッフとしてお手伝いくださり、又、夫婦共々楽譜の作成でも大変お世話になった我々の愛娘の一人です。結婚後暫くしてご主人のお仕事の関係で2年前からパリに転勤。現在、お子さん二人を『日仏文化学院パリ日本人学校』に通わせて、PTAの役員をしていらっしゃいます。

 コロナの関係で運動会や遠足などことごとく中止になってしまった中、子供達に何とかしてあげられないかという事から、12月10日に「音楽鑑賞会」を行うことになったところ、その日に弾くはずのピアニストさんがビザの関係で日本に帰国しなければならなくなり、突然可奈ちゃんに白羽の矢が!そこで、パリに行く時にご紹介したフルーティストの鈴木康子さんとデュオの演奏会を思い立ったとの事でした。日本とフランスの友好を意味して選曲をしてゆく中で、1曲晴美作品をいれましょう!ということになり、小中学生全学年の音楽を担当していらっしゃる声楽の伊藤祐己子先生にCD『高橋晴美in ワルシャワ』と『My Eternal Love』をお聞かせしたところ、「いくつかとても好きな曲があったのですが、私は『今日ー虹を渡る日』に一目惚れしました!是非歌わせていただきたいです!」というお返事が届いたとの事でした。早速『今日-虹を渡る日』ソロの楽譜とフルートのパート譜を作成してお送りいたしました。1回目のリハーサルの音源が送られてきて早速聴かせていただきましたが、その時点で成功を確信いたしました。

 本番の日は、パリまで飛んでゆきたい気持ちでした!鈴木康子さんからは「久しぶりに晴美ちゃんの曲を吹いて涙・・良き思い出が次々と思い出されました。これは、天からの私と晴美ちゃんへのメッセージだと思いました。!音霊言霊に霊感を感じました。地球はひとつ!愛と夢と希望!晴美ちゃんのピアノで演奏したあの日々・あのときを懐かしく思い出し、胸にいだきながら・・心を込めて演奏しました。素敵な愛のうたと祈りをありがとう!!」と彼女らしいメールが届きました。

 可奈ちゃんからは「ロックダウン中のフランスなので調律もされてないピアノ、大きな体育館でキンキンに冷え切った鍵盤、感染予防の為に少しずつ隙間が開かれた窓から流れてくる4〜5度の外気、色々と条件が良いとは言えない状況でしたが、子供達はとても喜んでくれたようで、出演者がサプライズにされていた事もあり、色々なお友達のママが感想を送ってきてくれました。
 嬉しかったのは、受験を控えてる子達や思春期を迎えて親と話さなくなってる子達の感想を聞けた事です。もちろん小学生の子供たちも楽しんでくれてたようで、可愛らしい感想をいっぱい聞かせてくれてました。『今日ー虹を渡る日』の曲が一番好きだったという子もいました。


(鈴木康子さん・押野可奈さん)

 今日虹を歌ってくださった音楽の伊藤先生は、急なお願いだったにも関わらず引き受けて下さり、「私にとってもいい機会を与えてくださり、高橋さんの素敵な音楽に出会わせていただき、大変感謝しております。」と嬉しいお言葉をくださいました。校長先生は開始前の出演者紹介時に、晴美先生についても生徒達にお話ししてくださいました。渡仏して2年、まさかフランスで康子さんと晴美先生の曲を一緒に演奏させていただける日が来るとは夢にも思わなかったです」と、いただいた仕組みへの感動感謝のメールが届きました。後日お二人には校長先生から感謝状が渡されました!

 暫くピアノから離れていて躊躇していた可奈ちゃんに「可奈、天地一切神の声だよ。させていただきなよ。こんな素晴らしい話をもうすぐフランスを去らなきゃいけないかもしれないこの時期にいただけたのは、お仕組み以外の何ものでもないよ!凄い事だよ!」と、力強く背中を押されたご主人は、2回の練習にも付き合われ、クイズ形式のプログラムを発案され、当日の写真撮影もして下さったとの事。なんと素敵な事でしょう!!このコロナ禍、ロックダウン中のフランスで、天から賜ったビッグなプレゼント、そしてそれを受け取った方々の愛に満ちた行動と温かな心に接し、本当に胸が熱くなりました。あらためて、押野さんご夫妻、鈴木康子さん、伊藤祐己子先生、校長先生に心より篤く感謝申し上げます。

愛に生きる~高橋晴美の愛と希望の世界~CDを聴かれた方からのメッセージご紹介
♪ 早速、車に乗るや否や、カーステレオで聴かせて頂きました。もう鳥肌が立って、感激感動の涙が出て、車の中が素晴らしいコンサートホールになって、しかも最上の席で聴かせて頂いているようで。とにかく想像を絶する素晴らしいCDです。

 何よりも音質のクオリティーが格段に素晴らしく、晴美先生のピアノの「音霊」、音楽からの「音霊」、歌声からの「言霊」が魂霊にしみ込んでいきます。愛が刻まれて、刻まれて・・・。

 音楽から愛を感じさせて頂き、同時にこの時ステージに立たせて頂き、私も曲がりなりにも愛をお届けする役割にお使いいただき、感謝感激です。
愛を感じ受け取る側と、愛を感じお届けさせて頂く発信側と同時に体感させて頂ける、愛を「感じあいたい」という、私にとってかけがえのないCDです。このCDは、この先ずっと、ず~っと色あせることなく、無限なる愛を、「感じあいたい」を、魂に刻み続ける貴重な宝となりました。

 前回のDVD とこのCDと、今人生の宝ものが二つになりました。とても感謝に堪えません。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。一言御礼まで。
千葉県 妙圓薗 猛
♪ 昨年のコンサートは、本当に感動・感動の素晴らしい時間でした。富山より友人二人伺い、「母に贈るうた」のころからは二人とも鼻グスグス涙ボロボロで大変でした。

 新幹線の時間があり、最後までお聴きすることができず、会場を後にした時は、後ろ髪引かれる思いで、残念でなりませんでしたが、DVDを拝見し、あの時の感動を新たに致しました。

 今回は又、CDも作ってくださり嬉しいです。富山での移動は全て車なので、これからは運転中にも拝聴でき、とても楽しみです。

 晴美先生、どうぞご自愛下さり、ますますのご活躍をお祈りしております。
いつの日か又お目にかかれますことを夢見ています。
富山県 三ツ塚 修子

 今年は、このコロナ禍で、無事、念願のDVDとCDを完成させることが出来ました事に先ずもって感謝いたしました。全てが許されて与えられている事。コロナを真摯に受け止め、大いなる恵みの中で生かされている今をしみじみと感謝しながら、新年を迎えさせていただきたいと思います。

 12月8日は故 黒田勝也元後援会長の5年目の命日でした。又、12月15日は生きていれば91歳の母の誕生日でした。溢れる感謝を込めて、ピアノソロで『ありがとう』を弾かせていただきました。そして、『ありがとう』のピアノソロ譜を書き上げました。また一つ、約束が果たせました。 これからも、今、自分の成すべき事を、一つ一つ成し遂げてゆきたいと思います。 どうぞ皆様お元気で、キラキラとあたたかな希望の光に満ちた年をお迎えくださいませ。

2020年12月吉日
  高橋晴美
高橋晴美の音楽ネットワークのご案内
『高橋晴美の音楽ネットワーク』は高橋晴美の音楽の素晴らしさや聴いたり歌ったりする喜びを分かち合い、高橋晴美の音楽をもっともっと日本中いや世界中に広めて行きたいという思いで立ち上げた音楽ネットワークです。

会報の発送などはすべて有志のボランティアで行われておりますが、ホームページの作成及び維持費、郵送費、紙代、印刷代などは会費によって賄われています。

会員の皆様には、数々の活動状況も含めホームページ、メールや郵送で皆様方のもとに届けさせて頂くだけでなく、CDやDVD、親睦会、コンサートの料金割引等の特典もございます。 高橋晴美の『愛と優しさの輪』を拡げてゆくために是非、音楽ネットワークのご入会、ご協力のほど宜しく御願い申し上げます。

「高橋晴美の音楽ネットワーク」は、昨年20周年を迎えました。
これもひとえに皆様の温かな ご支援のお陰様と、心より篤く感謝申し上げます。これからも、世代を超えて、多くの方々に愛と 希望をお届けしてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

※20周年の感謝を込めて、新規ご入会、更新いただいた方には、記念ファイルをプレゼントさせていただきます。
◆更新に関しまして

毎年2月は後援会の更新月にあたりますので、お手数おかけいたしますが、更新手続きをお願いいたします。
又、新規入会の方も宜しく御願い申し上げます。

◆年会費に関しまして

・PCメールでのニュースご案内をご希望の方:年会費2,000円
・郵送でのニュースご案内をご希望の方:年会費3,000円

上記の年会費を下記へお振り込みください。
窓口からお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
・口座番号 :00180-1-446596
ゆうちょ銀行のATMからお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行 ○一九(019)支店
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
・口座番号 :446596
・預金種別 :当座預金
他の金融機関のATMからお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行 ○一九(019)支店
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
・口座番号 :0446596
・預金種別 :当座預金

※メール会員ご希望の方は、必ずメールアドレスをご記入ください。
高橋晴美の音楽ネットワーク 運営委員 (五十音順)
有川玲子 鴨下恵 後藤敬子 櫻田富恵 佐々木理保子 高橋裕 高橋有里子
坪田恵美子 土佐野恵子 中西由美子 中山宏子 西史子 堀内直治 堀江熙 若林悟

高橋晴美のオリジナル曲を歌う直属の混声合唱団「ハルミオン」で一緒に歌ってみませんか?
詳細はこちら♪ 練習日程
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