皆様、今年は長い長い夏がようやく終わるかと思いきや、突然冬が!秋はどこへ?というような季節の巡り方でしたが、その後お元気でいらっしゃいますか。
この夏は、かなり紫外線アレルギーに悩まされましたが、夏が終わると同時に少しずつ元気を取り戻しはじめ、今はかなり体力が戻ってきて毎日奔走しております。
昨年の秋は、突発性難聴で初めての入院も経験し、多くの事を学ばせていただきました。その一つ一つの学びのお陰で、無力な己と向き合いながら、人様の愛にどれだけ助けていただいていることかを実感し、人間は本当に、人の中で人となるのだなあ…と、生かされていることの意味、重み、ありがたさを痛感いたしました。そして、突発性難聴で両耳に耳栓をして演奏させていただいた第7回岡崎功賞の式典で、書家の手島泰六先生から突然いただいた宿題「『ひとつ』を歌っていただけますか?」というお言葉、しかも三度も耳にしたこのお言葉は、『ひとつ』誕生30周年を目前とした私にとりまして、大いに意味のある宿題、課題となったのでした。
(Harumi's World News 2023年 冬号より)
突発性難聴になって気付かされた最も大切なことは「恕す」ということでした。日頃から『ひとつ』を語るとき、いつも「国と国がひとつになることは、決して大上段に構えることではなく、そばに存在してくれているたった一人の人を愛すこと、愛しぬくことから始まるのだと思う」と言い続けてまいりましたが、ストレスに押しつぶされそうになって苦しんでいたあの時、己がもっと大きく全てを俯瞰できる次元で在ったなら、突発性難聴にはなっていなかったのではないか…と。
全てを「恕す」という行為は容易な事ではありませんが、まず自分自身が身近に存在してくれているたった一人の人に対してこれが出来なくて、とても世界平和など語れないのです。お寺の住職であった祖父が口癖のように言い続けた言葉「みんな仲良く」。まさに原点回帰であると思うと同時に、親先祖のお陰で今の自分があると、あらためて感謝の思いが溢れます。
『ひとつ』誕生30周年を迎えるにあたり、私は様々な体調不良を体験することによって、本当に貴重な事を学ばせていただくことが出来ました。今は、悩ませてくれた事々すべてに感謝です。
実りの秋にトラックダウンを何度も繰り返しながらも、石井智子さんのクルージングディナーショーが最後のお仕事となった恩人の故黒田勝也さんと、最愛の母のお誕生月の12月にこのCDをリリース出来ることを、心より篤く篤く感謝申し上げる次第です。
来るべき新年が、皆様にとりまして希望に満ちた年でありますように!
どうぞお健やかに、感謝と笑顔で年の瀬をお過ごしくださいませ。
私が晴美先生の歌に初めて出逢ったのは17歳の時でした。
先生が奏でるピアノに合わせての合唱。曲は『ひとつ』と『母に贈るうた』でした。
ピアノの前奏と『母に贈るうた』の歌詞に涙が止まらない…次から次に自分の奥から溢れてくる涙。感動と幸せの波が押し寄せてくる感覚に身を委ねている自分がそこにありました。
ある日、『母に贈るうた』を高校生が涙して歌われたという話を聞きました。
ふと、自分の17歳の時を思い返してみますと、先生の作られる楽曲や歌詞は、言葉を超えた愛の波動に、目に見えない魂が呼応しているのだと思いました。
それを裏付けるエピソードがございます。
4歳になる私の姪は、お母さん(私の姉)が『ひとつ』の、「あなたの部屋に野の花ひとつ…」を口ずさむと、なんと段ボールで部屋を作り、そこにお花を持って来て「ママ、こんな感じ?」というのだそうです。歌の世界を感じて、そのまま『形』にする素直さ、ピュアな行動に深い感動を覚えました。
その姪と一緒に出かけた時のことです。
電車から見える青空と海…自然の美しさに私も姪も見とれていました。たまたま聴いていた『海よりも空よりも』を姪に聴かせると、その海と空を見つめながらじっと聴き入っていました。そして切実な顔で「これ、どうやったら聴けるの!」と訴えてきたのです。
それは魂の叫びのようにも感じました。
晴美先生の曲は子どもであっても魂を、感性を揺さぶるものがあるのです。
今、自分が敬愛してやまない晴美先生の歌を歌わせていただけていることが嬉しくてなりません!歌う度に、自分の中に大きな大きな愛が入ってくるのです。 この大きな愛で世界を包んだら、明日にでも地球は天国になる…そんな気持ちにまでなります。 歌の持つ力に改めて感動する日々です。 これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
大森さんが17歳の時に、あのステージに立って歌っていらっしゃったとは…お話を伺って本当にびっくりしました。 あの時は確か250名以上の大合唱でした。ご縁の不思議さを感じます。
これからも是非、沢山の方々に愛を乗せてお届けくださいね!
毎年2月は後援会の更新月にあたりますので、お手数おかけいたしますが、更新手続きをお願いいたします。
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