2025年 早春号

青い空の向こうに 光の国が見える

手を伸ばせばそこに 温かなあなたの愛

雪どけに川は歌う 生きている喜びの歌

悲しみはとけて流れ 今すべての命輝く時

花は咲き鳥は歌う 生きている喜びの歌

雪どけに浄められて 今すべての命輝く時

(雪どけに~今命輝く時~ より)

   

 立春も過ぎ、『雪どけに ~今 命輝く時~』を歌いたくなる季節の到来です! 皆様、お元気でいらっしゃいますか。今年は、我が家のベランダにも、メジロちゃんが遊びに来てくれました!いよいよ新しい春の訪れです。全ての命と共に、今を元気で生かされていることに、ただただ感謝の想いが溢れます。

 『祈り』のジャケットが出来てくるのを待ってからニュースを作成しようと、今か今かと首を長くして待ち続けておりましたが、遂に3月になってしまいました!(><) 

 遅くなってしまいました事、心よりお詫び申し上げます。にもかかわらず、早々に音楽ネットワークの更新お手続きいただきまして、誠にありがとうございました。いつまでも変わらないあたたかなご支援を賜りまして、心より篤く感謝、御礼申し上げます。<(_ _)>

 次号で『祈り』のCD完成のご報告をさせていただきますので、もう暫くお待ちくださいませ。

 今年は、靏見靖子さんのCDトラックダウンに続き、1月19日に立川で開催されました「感謝の集い 人、そして自然に贈る 愛のコンサート~『高橋晴美の愛と希望の世界』~」からスタートいたしました。寒さに弱い私にとりまして真冬のコンサートは、30年前の2月にパリの在仏日本大使館広報文化センターで行って以来ではないかと思います。パリでの初めてのオリジナルコンサートに出発する直前に授かった『母に贈るうた』も、今年で早、30周年を迎えました。30年後の真冬にこの歌の伴奏をしておりますと、年月の流れを感じると同時に母と歩んだ歌の道のりが脳裏を駆け巡り、あらためて感謝の想いに胸が詰まりました。

 会場の都合で皆様にはお声掛けできませんでしたが、この日特に嬉しかったのは、後藤悠斗君が『今日-虹を渡る日』を歌ってくださったことでした。後藤悠斗君は、後藤敬子さんの息子さんですが、この日を迎えられたのは、2019年に東京藝術大学奏楽堂で開催された『音楽朗読劇~高橋晴美の愛と希望の世界~コンサート』にお母様の後藤敬子さんが聴きにいらしたことがきっかけでした。(2019年9月号より

~晴美先生の楽曲、音色を次の世代に伝えたい  後藤敬子~ に綴られていますが、初めて読まれる方のためにその一部分をご紹介させていただきます。

~4月の奏楽堂のコンサートに友人が出演されていたので、一人で聴きに行きました。
それが、晴美先生との出会いとなりました。
音楽朗読劇という初めてのコンサートの世界に、私は引き込まれていきました。
「父の手」を聴いている時、涙が自然と溢れ出し、涙が止まらなくなりました。
私の父の手を想い出し、父への感謝が込み上げてきました。
感動の中、曲は進み「母に贈るうた」で、またまた号泣でした。
私の心の隅にあったわだかまりが溶けて、心の底から感謝が溢れだし満たされました。

「父の手」「母に贈るうた」を両親に歌いたい!聴いて欲しいと想いました。早速、楽譜購入に記入し、「父の手」の楽譜購入希望と書かせていただきました。 コンサートの帰り道、上野公園を歩きながら、久々母へ電話をしました。「声が聞きたかったよ。」と言われました。愛に溢れたコンサートに心動かされ、音楽の力、素晴らしさに感動して帰宅しました。

 実はこの時期、息子が進路で悩んでいました。私は、音楽に進む事に反対していました。ところが、その息子に「音楽ってすごいよ!音楽って人の心を動かせるんだよ。音楽やりたければ、やればいいよ」と言ってしまいました。(苦笑)それで息子は音大受験を決めました。(汗)
このコンサートは、私の人生、息子の人生のターニングポイントとなるコンサートとなったのでした。~

 その後、悠斗君は国立音大声楽科に入学、在学中からその歌の魅力は抜きん出たものがありました。私は彼の声を「ベルベットボイス」と呼び、悠斗君の成長を楽しみにしてまいりました。

 2023年3月には、リリア音楽ホールで開催された親子のコンサートで、敬子さんとデュエットで『僕はアスリート』三人で『あじさいの花』そしてコンサート最後には『ひとつ』『Cantare~歌よ大地に響け~』も歌ってくださいました。これがきっかけとなって、高橋裕のオペラ『信長』では家康役で好評を博し、益々将来が楽しみな存在となって行きました。


西史子,中西由美子,森美代子,後藤敬子,佐々木理保子,鴨下恵
高橋裕,高橋晴美,後藤悠斗
 実は、『今日―虹を渡る日』が誕生した時、私の耳に流れていたのはプラシド・ドミンゴ(20世紀最大3大テノールの1人で、現在はバリトン)の声でした。

 今迄は、ずっと女性の歌い手さんにゆだねてお送りしてまいりましたが、いつか、バリトン歌手が情感を込めて歌う『今日―虹を渡る日』を聴いてみたい…と密かに夢を抱いてまいりました。その夢を叶えてくれたのが、何と後藤悠斗君だったのです!

 2019年の音楽朗読劇での後藤敬子さんとの出会いがつないでくれた、かけがえのないご縁です。是非皆様にもお聞かせしたいと思っております。彼がイタリアに留学する前に是非とも!

愛しいピアノに捧ぐ『My Eastein』

 昨年からずっと温めてきた新曲『My Eastein』が完成し、2月のコーラスハルミオンで初めて練習いたしました。昨年のニュース9月号で綴らせていただいた、『Eastein』のアップライトピアノとの別れ(2024年 夏号より)が歌になりました。老いたピアノは老いた母とも重なり、突然の別れは私にとりましては一言では言い表せないほど切ないものでした。

 年齢を重ねるということは、今まで経験したことのない人生の新たなページを開くことでもあり、この歳になってこそ表現できる歌があるのだと思います。配られた楽譜を手にして鼻をすすりながら歌ってくださるハルミオンの団員の心に触れ、共感してくださるお仲間がいてくださることを本当に嬉しく思いました。今年も、新たな作品作りに邁進してゆきたいと思います!皆様も、どうぞお健やかに、素敵な春をお迎えくださいませ!

2025年3月吉日
高橋晴美
~ CD『Hitotsu-One-』を聴いて~ 心に響く感想のご紹介
♪ 晴美先生がこだわり抜かれて作成された出来立てほやほやのCD*
ドキドキわくわくしながらキャラメル包装を外し聴かせていただきました。
今まで晴美先生が出された『ひとつ』のCDは全て聴いてきたけれど、またぜんぜん違う世界観。

ゾクゾクするような晴美先生の感性に惹き込まれ、そして、自由無碍に宇宙を駆け抜けていくような石井智子さんの歌声に、口を開けて聴いていました。それが最初の感想でした。と同時に胸が熱くなり泣いていました。

晴美先生のピアノは優しく、祈りにさえ聴こえてきます。石井智子さんの発音は素晴らしく、スキャットはかっこ良く、晴美先生の想いをキャッチされ、魂にビンビン響いてきます。

3曲目のカラオケバージョンを目をつぶって聴いていたら、客席の最前列で笑顔で晴美先生を見守っていらっしゃるお母様と、目をクシャクシャに細めた黒田さんが「いいね~」と言われている姿が浮かび、また泣いてしまいました。このCDを教科書に、しっかり練習させていただきます。

この大事ないま、ハルミオンに在籍しているのは偶然ではないと思います。使命を持って練習し、皆さんと共に発信していきたいと思います。
素晴らしいCDを本当に本当にありがとうございました。 
中山宏子

♪ その日のうちに何度も聴き返したのですが、夢中になり過ぎてつい大音量になり、隣家の娘から「振動が伝わってくるが異常はないか」と心配されたほどでした。

まるで天から降って来たかのような透明でさわやかな歌声・・・。そして聴く者の魂を揺さぶる想いが込もった祈りの歌唱・・・。おまけにジャズっぽささえも感じる多彩な魅力・・・。思わず「これは一体何だ・・・」と声が出るほど感動してしまいました。

 それは、これまで味わったことの無い驚きと興奮であり、言葉や文字では簡単に表現できない不思議な感動でした。「ひとつ」の誕生から30年、満を持してリリースされたこのCD「Hitotsu-One-」が発するメッセージは、必ずや世界中の人々に心に刻み込まれ、世界平和に貢献するものと信じてやみません。

 晴美先生、裕先生、石井智子さん、八木秀樹さん、芹澤薫さん、そしてレコーディングに関わったスタッフの皆さん、この素晴らしいCDを世に送り出していただき本当にありがとうございました。CD「Hitotsu-One-」のリリースを心からお祝い申し上げます。おめでとうございます!!
堀江熙

NEWシングル 『Hitotsu -ONE- ひとつ』 好評発売中です♪

高橋晴美の音楽ネットワークのご案内
『高橋晴美の音楽ネットワーク』は高橋晴美の音楽の素晴らしさや聴いたり歌ったりする喜びを分かち合い、高橋晴美の音楽をもっともっと日本中いや世界中に広めて行きたいという思いで立ち上げた音楽ネットワークです。

会報の発送などはすべて有志のボランティアで行われておりますが、ホームページの作成及び維持費、郵送費、紙代、印刷代などは会費によって賄われています。

会員の皆様には、数々の活動状況も含めホームページ、メールや郵送で皆様方のもとに届けさせて頂くだけでなく、CDやDVD、親睦会、コンサートの料金割引等の特典もございます。 高橋晴美の『愛と優しさの輪』を拡げてゆくために是非、音楽ネットワークのご入会、ご協力のほど宜しく御願い申し上げます。

「高橋晴美の音楽ネットワーク」は、1999年6月に設立、2025年2月に26周年を迎えました。これもひとえに皆様の温かなご支援のお陰と、心より篤く感謝、御礼申し上げます。
これからも、世代を超えて、多くの方々に愛と希望をお届けしてまいります。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
◆更新に関しまして

毎年2月は後援会の更新月にあたりますので、お手数おかけいたしますが、更新手続きをお願いいたします。
又、新規入会の方も宜しく御願い申し上げます。

◆年会費に関しまして

・PCメールでのニュースご案内をご希望の方:年会費2,000円
・郵送でのニュースご案内をご希望の方:年会費3,000円

上記の年会費を下記へお振り込みください。
窓口からお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
・口座番号 :00180-1-446596
ゆうちょ銀行のATMからお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行 ○一九(019)支店
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
・口座番号 :446596
・預金種別 :当座預金
他の金融機関のATMからお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行 ○一九(019)支店
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
・口座番号 :0446596
・預金種別 :当座預金

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高橋晴美のオリジナル曲を歌う直属の混声合唱団「ハルミオン」で一緒に歌ってみませんか?
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