高橋晴美の音楽ネットワーク ニュースレター              


 皆様、お元気で新年を迎えられた事と存じます。今年のお正月は久し振りに京都へ行き、来年予定しておりますコンサートの打ち合わせをしてまいりました。京都では小さなライブコンサートは何度かさせていただきましたが、本格的なコンサートは未だ行っておりません。昨年より京都でコンサートを是非にというお声が何箇所からか上がり、その一連の流れを見ているうちに、何とか実現できないものかと思い始めた次第でございます。
 実は、京都は私が生まれた故郷でもあり、父と母が出会ったところでもあり、祖父祖母、先祖代々の眠っている所でもあります。又主人の故郷でもあり、しかも、主人とは東京で出会っているのですが、生まれたのは京都の同じ産院で、同じ先生にとり上げられていたという不思議な縁もございます。

 昨年の9月1日の京都での院内コンサート当日、京都行きの支度をしているところに弟が部屋に入って来て、父が危ないと申しました。一瞬息が詰まりそうになりながら、私が帰るまで待っていてほしい・・・祈るような思いで出発いたしました。医者であった父の事を思って演奏する父の生前最後の『父の言葉』が病院であろうとは・・・。私は、父に届くように演奏したあの日の事は生涯忘れる事はないでしょう。一週間後父が息を引き取る最期の時に、私は父と約束をしました。そんな父との約束を果たすためにも、京都でのコンサートを何とか実現したいという熱い思いがより一層高まってまいりました。今までも、ご縁のある地に赴き感謝と愛を込めて音楽をお届けする事は大変に意味深く思ってまいりましたが、京都でコンサートを開くという事は、何か格別の思いがございます。来年の秋を予定し、実行委員長が決まり、コンサート事務局長を中心に、何人かの有力なスタッフの方が早速協力体制を作ってくださいました。今までいただいた一杯のご恩に報いるような、愛と感謝のコンサートを是非させていただきたいと心から思います。じっくりと精魂込めて準備してまいりたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて、今年は春にCDアルバムをリリース、そして「愛のピアノ」第2弾の準備に入りたいと思っております。今年も皆様にとりまして、愛と希望に満ち溢れた年でありますようお祈り申し上げます。

 

               2007年1月吉日  高橋晴美



後 援 会 発 足 に つ い て

 年末最後のハルミオンの時に高橋晴美後援会を発足させる提案をさせて頂きました。未だ後援会内部でのきちっとした打ち合わせも出来ていませんが、先ずは、一時お休み状態になっていた高橋晴美音楽ネットワークの再開及び今までオフィスワンでやっていた事務関係のお手伝い等から始めて行きたいと思います。不慣れなため当初は皆様にもご迷惑をお掛けすると思いますが、徐々に整備していきますのでひとつ長い目で見てやって下さい。

 尚、高橋晴美音楽ネットワークの再開は平成19年2月を予定しております。
 皆様には追って御案内状と共に振込用紙を送らせて頂きます。
 ネットワーク会員になって頂くと、一部CDの割引、イベント等のチケットの割引、各種イベントや新譜、CDの情報を載せたニュースレターの発行など数々の特典が有ります。
 皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。

                             高橋晴美後援会一同

        

 

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