
2013年12月5日(木) 「女声コーラスハルミング〜高橋晴美の世界をうたう〜」First Stage
於:代々木上原 けやきホール 17:00開演予定
|
皆様こんにちは。雪どけの待ち遠しい季節となりましたが、その後お元気でいらっしゃいますか。今年は、女声コーラスハルミングが誕生して10周年を迎えます。12月5日には、10周年を記念して久しぶりに代々木上原のけやきホールで、女声コーラスハルミング「高橋晴美の世界をうたう」First
Stageを開催する事になりました。アンサンブルだけでなく、皆さんソロにも挑戦して高橋晴美トリオをバックに歌います。是非温かい応援の程よろしくお願いいたしますm(_
_)m。
この冬は、東京も何度か雪世界が広がりましたが、庄内は相変わらず雪かきが大変な毎日のようです。そんな庄内でコンサートをさせていただいたのが2009年2月14日、今年で丸4年が経ちました。以前から、コーラス庄内の長谷部浩先生から「雪どけに〜今、命輝く時」の混声4部の編曲を依頼されておりましたが、遂にこの2月14日バレンタインデーに、出来たてのほやほやの手書きのスコアーをお送りする事が出来ました。大変に喜んでくださり、その数日後、庄内平野の美味しい日本酒とお便りが届きました!以下、長谷部先生からのお便りをご紹介させていただきます。
高橋晴美先生
先日のバレンタインデーの贈り物には大変感激いたしました。ありがとうございました。 お心に掛けていただいている事に心から感謝しております。今月の練習日は23日です。皆さんに報告し、又楽しく歌いたいと思います。練習の度に、新しい団員が増え嬉しく思っています。すべて先生の音楽が運んで来てくれたものです。又、昨日の職員会議で「Into
the Light〜光への旅立ち」を卒業式で歌う事も承認されました。嬉しい春になるように頑張りたいと思います。
日本酒の美味しい季節です。お口に合うかどうか…心配ですが、温まっていただければと思いまして…
では、また
2013年2月16日 長谷部浩
|
9月には、コーラス庄内がコーラスハルミオンの練習に参加されるかもしれないとの事。又、その時に合わせて沖縄からもアンサンブル晴の真栄城さんが参加したいとの連絡をいただきました。日本列島の北と南を繋いでいる温かな絆に感謝し、ハルミオンも一層練習に励んで実現の日を楽しみに待ちたいと思います。
8月9日 三島プラザホテル「遠藤いつこ〜高橋晴美の世界と出会って〜10周年ありがとうコンサート」
|
皆様お馴染の遠藤いつこさんは、今年「高橋晴美の世界」と出会って10年目を迎え、8月9日に地元三島プラザホテルで「ありがとうコンサート」を開催する事になりました。出演は、高橋晴美カルテット(ピアノ:高橋晴美、ベース谷源昌、ドラムス:八木秀樹、バイオリン:小口佳子)+女声コーラスハルミングの皆さんです。お近くにお住まいの方は是非お越しくださいませ。
他にも、いくつかコンサートのお話を頂いておりますので、又、詳細が決まりましたらご案内申し上げます。
ひとつひとつのコンサートに、心を込め、愛をこめて、精一杯務めさせていただきたいと思います。
まだまだ風が冷たいですので、お風邪を召しませんようにどうぞお健やかにお過ごしくださいませ。
高橋晴美
♪ 皆様から寄せられた心温まるお便りをご紹介させていただきます。
私は「アンサンブルMOMO」という女声二重唱とピアノのユニットでアルトを歌っています。
高橋先生の 「母に贈るうた」「海よりも空よりも」を三人のアンサンブルで録音させていただきたいと、厚かましいご相談を差し上げてからちょうど一年が経ちました。
私にはどうしてもこの二曲を形に残したいという強い思いがあったのです。先生はその思いを温かく受け止めて下さり、表現、音色等のご指導のみならず、私たちに合うようにハーモニーのアレンジまで考えて下さいました。クラッシックの場合、作曲家が遠い昔に亡くなっていることが多いので
、作品を作られた先生から、直接作品への思いや演奏法を伺えるのはとても幸せなことです。
こうして録音した二つの作品をそれぞれメインタイトルとし、他の曲と合わせて、二枚のCDにしました。昨年10月には発売を記念してコンサートも行い、先生にはお仕事の予定を動かして駆けつけていただきました。この日は一日中予定がびっしり詰まっていらして、本当に走って来て下さったのです。その温かいお気持ちと作品の素晴らしさ、私達の思い(緊張感?)が会場全体に伝わり、この二曲にはあちこちで涙を拭う姿や鼻をすする音が。会場から「もう一度海よりも
空よりもを」という声があがり、この曲でコンサートを終えました。会場の職員の方までもが「今日は久しぶりにいいコンサートでした」と声を掛けてくれた程です。
これまで私達の演奏を聞いて下さるのは、たいてい同年代かそれ以上の年齢の方が多かったのですが、最近ちょっとした変化が起こっています。若い世代の方達から、「海よりも空よりも」を結婚情報サイトに投稿したいという声をいただいたのです。「母に
贈るうた」も花束贈呈にピッタリ、と。それはYouTubeにアップして投稿という形を取るらしく、またまた厚かましくYouTubeへのアップをさせていただくことにしました。近々動画と共にアップさせていただくべく準備をしているところです。
私は母と姉を相次いで亡くしました。三年前、「母に贈るうた」を母の80歳のお祝いに母の日コンサートでプレゼントしようとワクワクしながら準備を進めていた矢先にです。私は葬儀の最後にアカペラでこの歌を歌い、母を送りました。やっと立ち直りかけた翌年、今度は姉が。どうして?また?そんな思いから抜け出せずにいた時に「どんなに辛いことも、どんなに悲しいことも〜」という自分の声が頭の中に流れてきました。「そうだ!!私よりも辛い思いをしている人もいる。姉の分も生きなくちゃ。私には歌える声も、支えてくれる仲間もいる。そして何よりこんなに素晴らしい
作品に出逢えたじゃない。これをもっとたくさんの人に届けたい」その思いを力にして前を向くことができました。一緒に演奏している仲間もそれぞれ子育て、介護、看取り、と様々な人生経験を重ねています。
「母に贈るうた」「海よりも空よりも」この二つの作品は私達にとって、まさに「 神様からのプレゼント」でした。これからも心を込めて大切に演奏させていただきたいと思っています。
アンサンブルMOMO 吉野真紀子
こんばんは。高校2年の男子です。
小学生の時、鶴我先生の指導の下、「歌よ大地に響け」を歌いました。確か手書きの楽譜だったと思います。
そして、最近音楽の教科書に載ってるのに気づきました。大変印象の大きい曲だったので、すぐに分かりました。
今は吹奏楽部でフルートをしてますが、音楽と関わっていけることがしあわせに感じます。 音楽の感動はこの曲に教えられた気がしてやみません。これからも多くの感動的な音楽をお願いします。 |
森山敏晴様からのお便りご紹介「Cantare〜歌よ大地に響け〜」
|
小生、埼玉県川口市の小学校で音楽を教えています。
高橋様の作品とは、川口市のとなりに位置します蕨市の合唱祭に於いて、一昨年合同演奏として「ひとつ」を歌わせていただいたことが出会いのきっかけでした。
さらに、これも偶然ですが、小生が指導陣に加わっております蕨少年少女合唱団の演奏会におきまして、
同合唱団の子どもたち,OB,OG,保護者の合同演奏として、「カンターレ〜歌よ大地にひびけ〜」を歌わせていただく機会に恵まれました。(私はテナーです。同演奏会での演奏の様子は、誠に僭越ながらYouTubeにUPさせていただいております。
「カンターレ 蕨少年少女」で出てくるように思います。)
今回、私が教えています学校の6年生の子どもたちにも歌わせてみようと、改めて、楽譜を購入させて頂いた次第です。
子どもたちとは、まずカンターレの詩について話し合ってみました。
「この歌の冒頭にある"悲しみ""苦しみ"とはどういう意味だろう?」(小生)
「先生、この曲の終わりには"希望"や"愛"という言葉も出てくるよ。」(子ども)
「そういえば、陸前高田の一本杉は、"悲しみの松"とは呼ばれずに"ど根性松"(笑)"希望の松"と呼ばれているって 知っているかい?」(小生)
「知ってる知ってる!」(子ども)
「そうだね。悲しみの中にある希望、苦しみの中から生まれてくる愛、そんなものを君たちの歌声で表現できるといいね。」(小生)
そんな授業を通して、曲作りに取り組んでおります。元々は混声曲で、高校の教科書にもありますが、小学生は小学生なりにこの曲の世界を理解しようとしてくれています。
...ということで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。高橋様の一ファンとして、影ながら応援させていただきます。これからも、お体にご自愛頂き、ご活躍下さい。
森山敏晴
|
「母に贈るうたを聴いて」伊藤典子様からのお便りご紹介
|
高橋晴美さま
この歌を初めて聞いたのは、私が所属する横浜の二俣川カトリック教会の韓国人の李神父様が、母を見送る通夜の席で皆さんに(携帯から)聞かせて下さった時でした。
その歌詞と美しいメロディー、そして情感あふれる晴美さんの声が、お母様を見送られるご家族と、その式に参列する多くの人の胸を打ちました。
何とかこの歌のCDがほしいと探し、同じ教会の方が探し当ててくれ、教えて下さいました。 自分で耳から得たメロディーをスコアに起こしピアノで弾いていますが、きちんとした楽譜があることが分かり、お願いした次第です。
たくさんの人にこの曲を知ってもらいたいと願っています。
CDには心を打つ綺羅星のような素晴らしい曲がたくさんありますね。
「母に贈るうた」「約束〜父へ〜」「桃源郷」・・・を聴くと、その歌詞とメロディーに心が熱く切なくなります。これらの素晴らしい曲に出会えたことを心から感謝します。
高橋晴美さんの感性の素晴らしさに脱帽です。
大切な友人にこの「愛の贈り物」のCDをプレゼントしたいと思っています。
もし出来ましたらもう一枚追加したいのですが、よろしいでしょうか。
楽しみに待っています。どうぞよろしくお願い致します。
伊藤典子
|
心温まるお便り、本当にありがとうございます。殆どの方がお会いしたことのない方々ですのに、まるで、昔からご縁があったかのように音楽は不思議と人と人の心を繋いでくれます。お一人お一人から寄せられるお便りに本当に励まされます。ありがとうございました。
コーラス・ハルミオンは、晴美先生の作品だけを歌う合唱団を結成したいという「高橋晴美の音楽ネットワーク」会員有志の熱い思いから、2000年1月に創立、今年で13周年を迎えました。
創立当初は「高橋晴美オリジナル合唱団」と言う名称で活動していましたが、一年後に「コーラス・ハルミオン」と改称、現在に至っています。創立以来、常任指揮者として合唱団を導いて下さった小野瀬照夫先生の指導で、原則として毎月第四土曜日に、JR四ツ谷駅前の雙葉学園同窓会館3階ホールで練習をしています。
コーラス・ハルミオンは、昨年、初めてア・カペラに挑戦し、一定の成果を上げることができました。11月に行われた宮古島コンサートで「星降る夜に」を「アンサンブル晴」、「コーラス庄内」、「コーラス虹の音」の皆さんと一緒にア・カペラで歌ったことは記憶に新しいところです。年が改まってからもア・カペラへの挑戦が続いており、現在はピアノ伴奏つきの「めぐりあい」と共に、ア・カペラの曲として作られた「あこがれ」を練習しています。声≠セけで晴美先生が思い描いておられる曲の全体像を表現しなければなりませんので、難しくて時には心がくじけそうになることもあります。それでも、小野瀬先生が絶妙なタイミングで出される面白おかしいしぐさ≠竍たとえ話≠ノうまく乗せられながら、晴美先生の曲への思いに一歩でも近づこうと、懸命に練習に励んでいるところです。
加えて、2月からは「雪どけに〜今、すべての命輝く時〜」の練習が始まりました。この曲は、もともとソロで歌われていましたが、晴美先生が長年温めていた構想に基づき、2月のコーラス・ハルミオンの練習日に合わせて混声四部合唱曲に書き上げられたものです。晴美先生はこの合唱曲について例年以上の大雪に苦しんでいる地域は無論のこと、東日本大震災の被災地に本当の意味での雪どけが一日も早く訪れることを祈るような気持ちで書かれた≠ニおっしゃっています。これ以上はないというタイミングで曲が完成し練習が始められたことに、合唱団員一同、感謝、感謝です。
今年、コーラス・ハルミオンは魂に響く味わい深い歌を歌える合唱団≠目指して、更にスキルアップを図ることにしています。そして、常に晴美先生のご指導を頂きながら歌うことができる唯一の合唱団として、いつでもどのような場面でも、真の「高橋晴美の世界」が表現できる合唱団でありたいと念願しながら、練習に励んでいます。
(堀江 熙記)
|