恵みの雨に、大地が潤う季節ですね！皆様お元気でいらっしゃいますか。 「海よりも空よりも」の混声四部合唱が発売されたのが昨年3月、あれから1年3ヶ月、今年6月にようやく女声3部の楽譜が出来上がってまいりました。 　今回は、ご希望が多かったため、3部の他に、デュエットの楽譜、ソロの楽譜の3種類を入れて出版致しましたが、思っていたよりも遥かに校正に時間を要してしまいました。大変お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。m(_ _)m 　私の作品の中でも特に「ひとつ」と共に自分の人生のテーマソングとしている「海よりも空よりも」は、一人でも多くの方に歌っていただきたい曲ですし、聴いて頂きたい曲です。この曲が生まれた時の事は以前にも書かせていただきましたが、自ら歌ってレコーディングした時に、真剣に歌えば歌うほど自分の中から愛が込み上げて来てどん底の苦しみから救われた体験を致しました。 　私にとって「海よりも空よりも」は、「歌う」というよりもむしろ、「祈る」という言い方の方が適切なのかもしれません。

　これからも、人生のテーマソングとしてこの歌を歌いながら、出会わせていただいた一人一人の方を愛し、真摯に向き合って行きたいと思います。

６月吉日　高橋晴美

　購入ご希望の方は、ホームページより（http://www.harumi-net.jp/）お申込みいただくか、
又はムジカハルミ
（harumin519@nifty.com　　TEL.FAX 03-3223-4387 )まで直接お申し込みくださいませ。

1冊800円。合唱団でご使用の場合は合唱団員数でお申し込みください。

　この4月よりYou Tubeに「海よりも空よりも」ショートバージョンがアップされました。映像は2011年5月に杉並公会堂大ホールで行われた東日本大震災チャリティーコンサートの映像です。　又、同時に「母に贈るうた」ショートバージョンもアップされました。下記をクリックしてご覧ください。

海よりも空よりも　http://www.youtube.com/watch?v=jktGPT9VKYw

母に贈るうた　http://www.youtube.com/watch?v=IH5PDevIMj4

　杉浦真理さん、遠藤いつ子さん、コーラスハルミングとオーケストラの心のこもった演奏をお楽しみくださいませ。

　8月9日には、遠藤いつ子さんのコンサート、〜高橋晴美の世界に出会って10周年　ありがとうコンサート〜が、みしまプラザホテルで開催されます。出演は、作詞・作曲・ピアノ：高橋晴美、ベース：谷源昌、ドラムス：八木秀樹、バイオリン：小口佳子、女声コーラスハルミング、コーラス虹の音でお送りいたします。遠藤さんの10年間の結晶を、皆様も是非聴きにいらしてください。心よりお待ち申し上げております。

　晴美先生の音楽に出会って、早くも10年が経ちました。その間、晴美先生の音楽を通してたくさんの方に出会い、学び、人生の方向転換をした時期と言っても良いかもしれません。思い返せば本当に様々なことがありましたが、振り返るたびに感じるのは、晴美先生の“愛”です。どんなことがあっても、いつも深い愛で受け止め、育ててくださいました。

　初めて出会ったのは2002年、熱海で行われた「高橋晴美の世界」のコンサートに出演させていただいた時でした。CDを購入し、いろいろな曲を聴きましたが、どれもすっと心の中に入ってきて、その世界にひたったり、感動したり・・・「なんて素敵な歌だろう！こういう曲を歌いたい！」と、運命の出会いを感じ、求めていた世界の音楽に出会えたことに感激しました。

　そのコンサートでメインを歌ったのが杉浦真理ちゃんでした。真理ちゃんは出会った時から優しくて明るく、緊張していた私の心を解きほぐしてくれました。その真理ちゃんが歌う「今日―虹を渡る日」のオブリガードを歌うために、晴美先生のお宅にレッスンに伺ったことがきっかけで、個人レッスンに通わせていただくようになりました。

　レッスンでよくおっしゃるのが、「技術で歌うのではなく、魂で歌ってほしい」というお言葉です。「声に頼って歌いすぎないこと。詞の意味を感じること。」「もっと心を開いて、もっと人を愛してごらん」「いろんなありがとうを書き出してごらん」「魂鷲づかみの歌をお客様に届けてほしい」・・・今までは、そういうつもりで歌っていただけでした。10年たった今、やっと晴美先生のおっしゃることがわかってきたように思います。 　これまで、各地でのコンサートやライブなど、様々なステージで歌わせていただきました。高熱と咳が出る状態で歌った時があったり、緊張で思ったように歌うことができなかったり・・・せっかく歌う場をいただいたのに、その役目を果たせないことが何度かありました。毎回じっくりお話してくださり、じっと成長を見守りつつ、それでも歌う場をくださった晴美先生。そんな晴美先生の深い愛をしみじみ感じ、お詫びの気持ちと感謝の想いでいっぱいです。

　そして迎えた10周年。家族の愛、人様からの温かい愛をたくさん感じました。そんな多くの方に育てられ、支えていただき、歌い続け、活動することができました。その言葉では言い尽くせない感謝の想いを、この節目の時にしっかりとお届けしたいと思い、この度のコンサートをさせていただくことにしました。開催する8月は、自分の誕生月であり、誰よりも歌を応援してくれた父が天国に旅立った月でもあり、深い意義を感じます。これまで積み上げてきたものをすべて出し切り、精一杯の感謝の想いを歌に込めてがんばります。

　最後に。晴美先生のような温かく、愛や優しさにあふれた音楽をたくさんの人にお届けし、人と人が手を取り合って共に生きていく世の中を願って、これからも歌い続けていきたいと思います。

2013年6月吉日 遠藤いつ子

　今回は、練習日に常任指揮者の小野瀬照夫先生がお休みされた時の練習の実況を、直近の５月２５日を例に紹介します。この日、晴美先生はアルトのパートリーダーを務める中山宏子さんを練習のリーダーに指名し、晴美先生ご自身はサポート役に回るという態勢で、通常通りの練習を行いました。そうです、コーラスハルミオンには小野瀬先生がお休みされても、その代わりを務める心強い団員が在籍しているのです。この日のリーダーは中山さんでしたが、ケース・バイ・ケースで、中山さん以外の団員がリーダ　（晴美先生のお誕生日5/19を祝って記念撮影）　　ーに指名されることもあります。中山さんは、

　『Harumi's World』を深く理解する晴美先生の��秘蔵弟子�≠ﾌ一人で、昨年は、横浜市と宮古島市で行われたコンサートでコーラスハルミオンの指揮者を務めています。


　この日の練習曲は、「父の言葉」でした。初めに、晴美先生が「父の言葉」の生まれた経緯や、初演（１９９６年）会場での秘話をお話しになり、団員の心を巧みに『Harumi's World』に誘って下さいました。それは、練習を始めるに当たっての最高の環境づくりであり、練習を効率的に行うための地ならしでもありました。その効果は抜群でした。中山さんの指導のもと、全員が集中して内容の濃い練習を行うことが出来ました。


　晴美先生は、このように折に触れてご自身の作品にまつわるお話をして下さいますが、このレクチュアがコーラスハルミオンの��成長の糧�≠ﾉなってきました。それは、ハードな練習に勝るとも劣らない大切な��栄養素�≠ﾌようなものでした。この点について、小野瀬先生は「晴美先生のお話を聞いた後の演奏は、それ以前の演奏と別ものになっている。いつでも晴美先生のお話が聞ける環境の中で練習ができるハルミオンの皆さんは非常に恵まれている」という言葉で表現されています。

コーラスハルミオンでは、団員を募集しています。晴美先生から直接お話が聞けて、指導 を受けることができるコーラスハルミオンで一緒に歌いませんか。晴美先生の音楽をこよなく愛する方であれば、運営委員会の承認を得て団員になることができます。歌唱テストはありません。詳細は、ホームページ『高橋晴美の音楽ネットワーク』の「コーラスハルミオン」のページでご確認下さい。 （堀江　熙記）

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ハルミングのメンバーからの初夏号感想文ご紹介

ハルミングのメンバーからのご報告

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　5月にブログを開設しました。つい先日スマホデビューをしたため、現在殆ど頭の中がウニ状態！ もともとメカニカルな事は苦手でシンセサイザーのマニュアルさえ読まない私ですから、知恵熱を出すほどの5月です。おまけに急に暑くなったり寒くなったり、先日は久しぶりに38度の熱を出してしまいました。（>_<）
　急ピッチに進む時代の流れに、瞬く間にあらゆるものが過去へと押しやられてゆきます。そんな中にいて、ふと、大切なものを見失わないようにしなくては…と立ち止ります。パソコンのデーターが突然失われた時私を助けてくれたのは、こつこつと手書きで書き残しておいた発注ノートでした。原始的な生活を時々見直してみるのも、今の時代とても大事な事のような気がします。 現代に生きながら、「いつも原点に立ち返る」心を持ち続けたいな…と思います。

　『高橋晴美の世界』オリジナルCD,DVD,Blue-Ray,楽譜,好評発売中

お蔭様で、プレゼント、メモリアルに最適とご好評をいただいております。